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松本零士 戦場まんが初期傑作選

Leiji Matsumoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784091794369
ISBN 10 : 409179436X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

美麗なメカ描写に感動!松本零士の原点!

「ずっと少年誌で飛行機の漫画を描きたかった」と
デビュー当時から語っていた松本氏の念願が叶って描いた
戦場ものの初期作品集。

戦後すぐという時代背景もあり、
太平洋戦争をモチーフにした作品が多いが、
松本氏は飛行機の描写に注力し、
思う存分、のびのび描いているので表現が素晴らしい。

各国の有名戦闘機が続々と登場し、
華麗で迫力のあるドッグファイトを
画面狭しと繰り広げている。

雑誌掲載時のカラーも完全復刻。

また、数少ない原作付きの作品「黒死鳥(デスバード)4444」も掲載。
史村翔(武論尊氏の別名ペンネーム)氏とのコンビはめずらしく、
この作品は貴重。

SFの短編も秀逸で、「インパールの雪」は
星新一氏、筒井康隆氏の作品を彷彿させる
切れの良いショートショート。

自伝的作品「昆虫国漂流記」は、
松本氏のルーツを知る上で重要な作品であるが、
戦後日本の混沌とした社会を
リアルに感じさせる仕上がりとなっている。

別冊には、カラーの飛行機イラストが満載。
ビッグコミックに描いた「日本国落城記」も特別掲載。

ファン必携の豪華版!





【編集担当からのおすすめ情報】
松本先生はSF漫画の大家という印象がありますが、戦場まんがの評価も高く、こちらのシリーズの方が好きというファンも多くいます。

松本先生は「メカマニア」を自称するだけあって大変機械に詳しく、
特に飛行機がお好きでした。
出版社からの要望で零戦を多く描いていますが、
本当は世界各国の名機が好きで、
本書を読むと、細かいところもこだわって実に楽しそうに
描いている感じが伝わってきます。

「松本零士のメカは血が通っている」と言われることもあります。

それは、定規を使わずフリーハンドで飛行機や戦車を描き続けたからだと
思いますが、本当にフリーハンドの線なのかと疑いたくなるほど、
美しい線で描かれています。

その名人芸ともいえる描写力を是非味わってみてください。





【著者紹介】
松本零士 : 1938年1月25日、現在の福岡県久留米市に生まれる。本名、松本晟。小学生の頃からマンガを描き始め、地元紙などに投稿、採用されている。1953年、「漫画少年」にて第1回新人王を受賞しデビュー。翌年、同誌2月号に『蜜蜂の冒険』が第1回新人王受賞作として掲載された。1957年上京。少女誌で活躍した後、’60年頃から少年誌に活躍の場を移す。1968年、「漫画ゴラクdokuhon」に『セクサロイド』を連載して青年コミック誌に進出。翌年、「COM」に連載した「四次元世界シリーズ」で熱狂的なファンを生む。その後、下宿生活の体験をもとに「別冊漫画アクション」に「大四畳半大物語シリーズ」、「週刊少年マガジン」に『男おいどん』を連載する。やがて、『宇宙戦艦ヤマト』、『銀河鉄道999』、『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『新竹取物語 1000年女王』などのSFを描き人気爆発。これらの作品はいずれもアニメーション化されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のぶのぶ

     松本零士さんの初期の作品。御自身の小さい頃の先生体験。飛行機、昆虫好きが分かる。戦争前期のラバウル、ガダルカナルの零戦の奮戦記シリーズは、その当時の戦争の進行や敗戦に向かうターニングポイントがよく分かる。零戦の撃墜王の本を読んであるので、よく分かる。零戦の凄さを感じる。しかし、飛行機の量産、改良し新型が出てくるアメリカと零戦を失うと戻ってこない日本、この違いが後半の敗戦につながっていく。第3の原爆が東京に不発弾として残っている話は面白かった。まだまだ乗り込まれていないが、名作につながるところがいっぱい。

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