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きつね えほん遠野物語 第三期

Kunio Yanagida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784811328461
ISBN 10 : 4811328469
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

岩手県遠野の人・佐々木喜善が故郷で見聞きした怪異の物語を、柳田国男が書きのこした名著『遠野物語』。京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!豊かな伝承にいろどられた山や川や里の、そこかしこにひそむ不思議な世界は、ときに妖しく、ときには謎と驚きに満ちて、百年の時をこえて、私たちの心をふるわせる。

【著者紹介】
柳田国男 : 1875年、兵庫県生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の基礎を確立。51年、文化勲章受章。62年、没

京極夏彦 : 1963年生まれ。北海道小樽市出身。世界妖怪協会、お化け友の会・代表代行。古典遊戯研究会紙舞会員。お化け大學校・水木しげる学部教授。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞長編部門、1997年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花賞受賞。2000年桑沢賞受賞。2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞受賞。2004年『後巷説百物語』で直木賞受賞。2011年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞受賞。2016年『遠野物語remix』『遠野物語拾遺retold』『えほん遠野物語』などの実績で遠野文化賞受賞。2019年埼玉文化賞受賞

樋口佳絵 : 1975年仙台市生まれ。東北生活文化大学卒業。個展、グループ展などで作品を発表。絵本に、『怪談えほん かがみのなか』(恩田陸 文)など。2005年宮城県芸術選奨新人賞受賞。2007年VOCA2007大原美術館賞受賞。2015年第25回ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    京極 夏彦の『えほん遠野物語シリーズ』を読み続けています。 第三期第二弾は『きつね』です。きつねは、恐れられたり、神様にされたり、狐として不本意だと思いますが、どうしてなのでしょうか?眼からしてつぶらな瞳で細くないし(所謂キツネ目ではない)笑🦊🦊🦊 最終第三期は後2作、続いて『しびと』です。https://www.choubunsha.com/special/tohno/

  • アキ

    えほん遠野物語第三期。絵・樋口佳絵。ラストページの狐の絵が秀逸すぎる。まるですべてを見透かしているかのよう。狐の人を化かす話が3つ。酒に酔った帰り道、ばったり会った友人と相撲を取ったら、お土産の餅が無くなっていた。知り合いの家で婆さんの死体が突然起き上がって驚いたら、家の外から狐が顔を突っ込んでるのを見つけ、男は狐を殴り殺した。漁師が峠で小川のほとりに佇んでいる妻を見つけた。化け物のような妻を見て、包丁で刺し殺した。家に帰ると妻がいた。夢で刺されたという。峠に引き返すと狐が死んでいた。狐につままれる話し。

  • ままこ

    遠野のきつねも悪戯好きで人を化かす。色んな化かし方があるようだ。最初の話はどこか笑い話的。最後の奇譚な漁師の話はきつねが気の毒な感じもするが、いかにも遠野物語らしかった。くすんだ和の色合いで不思議な雰囲気のある樋口さんの絵も物語にあっている。

  • ☆よいこ

    絵本。きつねばなし。@夜道で知り合いに会い相撲をとって遊んだが、お土産の餅をとられた。A旅人が知り合いの家で留守番をすると、死んだばあさんが動き出す。B夜更けに出合った妻があやしい。漁師は妻の姿をしたものを刺し殺し家に帰ると、妻は殺される夢を見たという▽きつねは悪さをするものだが、簡単に殺される。怪しいからと妻を刺し殺す漁師やばい。

  • keroppi

    きつねは、人を化かすという。ある時はユーモラスに、ある時は恐ろしく。何故に人を化かすのか。騙された人を見て笑うのか、それとも人の想いが乗り移るのか。最後のきつねの視線が何かを訴えているようだ。

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