グローバル資本主義の終わりとガンディーの経済学 インターナショナル新書

森永卓郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797680584
ISBN 10 : 479768058X
フォーマット
発行年月
2020年08月
日本
追加情報
:
189p;18

内容詳細

大型で猛烈な台風が次々と日本を襲う最大の理由は地球温暖化で海面温度が上昇しているから。温暖化は待ったなしだ。国連サミットのSDGsの目標は格差をなくし地球を守ることだが、世界はこの理念とは真逆の方向に進んでいる。そこに新型コロナウイルスのパンデミックが追い打ちをかけ、グローバル資本主義の限界が露呈した。これから世界を救うのはガンディーの経済学。それは環境問題に加え、貧困や格差もなくす「隣人を助ける」原理だ。

目次 : 第1章 壊れ続ける地球/ 第2章 壊れ続ける庶民の暮らし/ 第3章 原因は資本主義/ 第4章 ハードランディングは避けられない/ 第5章 人と地球を救うガンディーの経済学/ 第6章 新しいライフスタイル/ 第7章 MMTとベーシックインカム

【著者紹介】
森永卓郎 : 経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。1957年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職。執筆のほか、テレビやラジオ、講演などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ta_chanko さん

    「とかいなか」で半農生活を営む経済アナリストの森永卓郎氏が、行き過ぎたグローバル資本主義に警鐘を鳴らし、「地産地消」・隣人を大事にする経済の再生を主張。スワデーシ(地産)を主張したガンディーのみならず、石田梅岩・渋沢栄一・マックス=ウェーバーらも、経済には倫理・哲学が不可欠であることを主張。それが欠落した新自由主義のグローバル経済は、人間や地球を搾取し、破壊していく。取り返しがつかなくなる前に、方向転換が必要。一人一人がローカルな行動を積み重ねていく他ない。

  • スプリント さん

    資本主義の限界についての考察。 新たなステージへ進むのか、資本主義にしがみつき続けるのか。

  • ケルトリ さん

    ゲーム散歩で『ガンディーの経済学』の話をしていたので買ってみた。日本は結構な下り坂を下ってきているということを主張している。インフレ率2%ぐらいになるまでベーシックインカムやってほしい……

  • Go Extreme さん

    カール・マルクス:資本は運動する価値 ガンディー:近くの人が近くの人を助ける・近隣の原理 世界で最も裕福な26人の資産合計≒世界人口の38憶人・世界人口の半数の資産合計 必要ないものまで買わせる:環境破壊 資本の収益率:5%程度で安 グローバル資本主義の基:大規校・集中化 小規校分散化 平和主義と平等主義のセットが社会主義 主戦論と市場原理主義のセットが資本主義 ほどよいバランス エシカル消費 夢を持ってはいけない=いつかできたらいいなということは一生できない⇒毎日ーセンチでもいいから前進し続けること

  • 志村真幸 さん

     著者は経済アナリスト。  本書は、現代日本の抱えている経済問題を、「資本主義の崩壊」という近未来予測から見通し、どのようにすれば解決できるかアイデアを開陳したもの。  原発再稼働とクリーンエネルギー、ギグエコノミー、75歳まで働きつづけるという国策など、いま目の前にある問題が幅広く取り上げられ、それらの先に見えてくる絶望的な未来が示されている。  このまま資本主義に任せていたら、まちがいなく破滅するという強い確信が説得的に語られ、暗澹たる気分になる。

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森永卓郎

1957年、東京都生まれ。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。1980年に東京大学経済学部を卒業後、日本専売公社(現在のJT)に入社、予算を握る大蔵省(現・財務省)に「絶対服従」のオキテを強いられる。その経験を原点として、「財政均衡主義」という教義のもとカルト化する財務省に斬り込んだ『ザイム真理教

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