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こわい本 4 呪縛 角川ホラー文庫

Umezu Kazuo

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041089934
ISBN 10 : 404108993X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan

Content Description

人の身体に巣食う恐ろしい蜘蛛に捕らわれた、美しい姉妹が味わう恐怖を描く「紅グモ」。すべて競い合ってきた兄弟の憎悪の深さに震撼する「独眼鬼」など5篇。巻末企画に草間彌生氏、ヒグチユウコ氏も登場!

目次

「紅グモ」
「独眼鬼」
「残酷の一夜」
「ダリの男」
「手」
楳図かずおのこわ〜い部屋

【著者紹介】
楳図かずお : 1936年、和歌山県高野町に生まれ、奈良県五條市で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる。『漂流教室』ほかで小学館漫画賞受賞。一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。このほか、数多くのヒット作を生み出す。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、様々なジャンルで活躍中。2018年、『わたしは真吾』で仏・アングレーム国際漫画際「遺産賞」受賞。また同年度、文化庁長官表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    子供の頃、クモが怖くて仕方なかった。クモを見ただけで逃げ回っていた。この巻に収録された「紅グモ」を読んでいたら、あの頃の恐怖が蘇ってきた。巻末の文章を読んでいると楳図さんもヒグチユウコさんもクモが怖かったんだな🕷。それ以外の四つの短編もそれぞれ怖くて惹き込まれる。「手」は、少年ジャンプ創刊号に掲載。道理で記憶の底にあった。楳図さんの26年振りとなる新作が来年公開とのニュースも飛び込んできて、期待が膨らみながら本巻を読み終えた。

  • 鱒子

    作品の面白さは抜群です。なかでも「残酷の一夜(赤ちゃん誕生の夜の物語)」はたびたび思い出す忘れられない作品。巻末は今回も草間彌生さんとの対談(2001年)。そして、ヒグチユウコさんの寄稿&楳図さんのあとがき(どちらも2021年)。あぁぁ買ってよかった!!巻末が豪華すぎて、もぅたまらんです。

  • あたびー

    「紅グモ」「独眼鬼」「残酷の一夜」「ダリの男」「手」収録。「紅グモ」は私が最初に読んだ楳図作品だと思う。少女漫画雑誌の付録についてきた冊子の状態で友達から借りたのは小学校低学年のときだったと思う。催促されてもちーとも返さないので、終いにはその子に泣かれた覚えが😅。クモでも蛇でも体の中に入られるというのは考えるだに恐ろしいし、その他に早すぎる埋葬や、悪役が継母から姉、友人と移り変わるのも恐ろしい。面白いページがあった。1ページのうちに継母の着物の柄が、水玉→笹→水玉+と変っている。

  • ぐうぐう

    呪縛というテーマでは、蛇よりも蜘蛛が相応しい。その糸が縛る行為を連想させる以上に、小ささ、そして数が乗っ取られるイメージを想起させるからだ。「紅グモ」は、継母と娘の関係性という古典的な物語が、蜘蛛によってまさしく乗っ取られていく作品だ。継母への復讐が、いつしか霧散し、蜘蛛の自我が物語を支配していく。「紅グモ」の怖さは、ズバリここにこそある。「ダリの男」は、美を醜の側から描いた傑作だ。価値観の逆転をさらに反転させたラストは、執着において、やはり恐怖は外からではなく内からやって来ることを冷酷に告げている。

  • ★YUKA★

    蜘蛛が大の苦手なので「紅グモ」は本当に怖かった(´-`)

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