小説 透明なゆりかご 下 講談社文庫

橘もも

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065125632
ISBN 10 : 4065125634
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

由比産婦人科を訪れる、さまざまな表情をした妊婦たち。産声と歓声に包まれて母となる者、物言わず消えた命を静かに見送る者―そんな母子の姿を間近で見つめながら、アオイは自分の母に想いを馳せる。お母さんは、私のこと、どう思ってるの?深い共感を誘い、大切な記憶を呼び起こしてくれる、胸を打つ物語。

【著者紹介】
橘もも : 1984年愛知県生まれ。2000年、講談社X文庫ティーンズハート大賞佳作を受賞した『翼をください』でデビュー。翻訳も手がける

沖田×華 : 1979年富山県生まれ。小学4年生の時に医師よりLD(学習障害)とADHD(注意欠陥/多動性障害)の診断を受ける。母の勧めで看護師になるために看護科のある女子高に入学。高校卒業後看護学校に通い、22歳まで看護師として病院に勤務。その後2008年漫画家としてデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • チアモン さん

    下巻も女の私にはかなり重たい内容でした。全て幸せでハッピーエンドになればいいのに・・・。と、思うけれど、上巻同様そうはいかない産婦人科の現状。学習障害を持つ主人公のアオイの素直で真っ直ぐな気持ちは胸にぐっとくるものはありました。ドラマ化されているので、ドラマもぜひ見てみたくなりました。自分も身体的なことにコンプレックスがあるけれど、五体満足で生まれてきて、親には感謝です。

  • niko-08 さん

    どの話も心に留めておきたいものばかり。(もちろん、上巻の話も)そして、アオイが自分自身を受け入れ成長していく姿は同じように悩む人たちの光になった事だろう。アオイのその後も気になる。

  • 七月せら さん

    〈上下巻〉命懸けで産む母と、命懸けで産まれてくる子の、かけがえのない命を第一に守る産婦人科。祝福される命がある同じ場所で、ひっそりと見送られる命があることを最初に知る。ーーあなたたちはいつから、あなたになるの。そんな彼らにそっと向けられるアオイの心がとても優しいと思いました。アオイが体験する様々な産婦人科のお仕事を通して、命の重みを改めて感じます。

  • カッパ さん

    ADHDの主人公の気持ちはわかる。そして、望月さんのできる看護師だったからこその悩みもわかる。自分はすべてを得るつもりでいてもそうもいかない現実。それでもきっと考えてやっていくのだと思う。ずっと愛し続けることができるかはわからない。でも、とにかく愛しい今を私もきっと忘れない。

  • Lemon さん

    上巻と同じく読みながら涙がとまらない。 つらすぎて目を背けたくなる話もあるけれど、目を背けてはいけないと思った。全話通して出てくる言葉がとてもあたたかい。ドラマより、由比先生目線であったり色々な目線で綴られている所も小説の良さだなぁと。個人的にはドラマも小説版も同じくらい良かったです。原作マンガは未読なのでそちらも気になっています。

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橘もも

1984年、愛知県生まれ。『翼をください』で第7回講談社X文庫ティーンズハート大賞に入選し、2000年に同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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