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学歴格差の経済学

Toshiaki Tachibana

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326503162
ISBN 10 : 4326503165
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

所得格差の拡大が教育格差を生む。公立学校の疲弊と一部の私立学校の隆盛、文系と理系の差、中央と地方の差などをデータから多角的に分析。今後の教育改革へ有用な知見を提示する。

【著者紹介】
橘木俊詔 : 1943年兵庫県生まれ。1973年ジョンズホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学経済学部教授を経て、同志社大学経済学部教授

松浦司 (経済学) : 1977年福井県生まれ。2008年京都大学大学院経済学研究科博士課程学修認定退学。現在、京都大学経済研究所附属先端政策分析研究センター研究員(2009年4月より中央大学経済学部助教)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Moloko

    統計データを用いて、教育を通じた格差の世代間移転、早慶の私学の人気の分析、医学部以外の理系出身者が昇進しない心理的要因、学部選択の要因分析、どのような人達が自分の子供を私立に行かせるかの調査と背景の実証的分析、人口の地域間移動の存在で義務教育費を国庫負担する方が自治体による教育への過小投資を回避出来るというモデルの説明、本人の意識の調査によって学歴がどのように有用であったかの調査、教育哲学と経済思想の教育分野での接合等を取り上げていて、統計やアンケート調査を用いて実証的な知見を得るのにとても良かった

  • かよむし

    公立と私立、理系と文系、国立大と早慶を始めとする私立大… 公立学校の教育レベルの低さを感じる昨今。子供を幼年期や学童期から受験の荒波へと投じ、私立学校へと入学させねばならないと焦りを感じる。 社会人になったとき、収入や幸福度が高い人間とはどのような親から生まれ、どのような環境にいる、どのような嗜好の子供なのか。といったような事も書かれている。 意外なデータもいくつかあり、面白く感じた。 中央と地方の教育格差、所得格差=教育格差とならないよう、政府がもっと努力すべき。

  • メルセ・ひすい

    ?? もうチョイ ↑ に!  所得格差の拡大が教育格差を生む。公立学校の疲弊と一部の私立学校の隆盛、文系と理系の差、中央と地方の差などをデータから多角的に分析し、今後の教育改革へ有用な知見を提示する。

  • どっち

    学力が低い方が投資に意味がある/大学数学受験とその後の年収相関あり/一人ひとりの個性や資質を生かすことが社会の安定に役立つことである(デュルケーム 1922)/学業意欲の格差問題、実業科を増やす、大学進学希望が多いのであれば大学の教育内容を実務的にする/メモなし/図書館本。

  • yurino

    所得格差→教育格差→学歴格差→所得格差のループが起こる。日本は資本主義なので競争社会が当たり前であり、そもそも格差が生まれるのは当たり前のことではないかと思う。しかし、教育を受けるという最初のスタートラインから差が生まれてしまうのは理にかなっていないので教育に国がもっとお金をかけて教育格差から是正して行くべきだと感じた。資料が多く、分析が定量的であった。

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