渋沢栄一 変わり身の早さと未来を見抜く眼力 平凡社新書

橘木俊詔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582859591
ISBN 10 : 4582859593
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
追加情報
:
240p;18

内容詳細

渋沢栄一の人生は波乱万丈そのものである。農民から武士となり、尊王攘夷論者でありながら幕臣に転身。フランス滞在で経済発展の基礎を学び、大蔵省の役人も経験する。その後は民間経済人として、銀行経営や数多くの企業の設立に携わり、「日本資本主義の父」と賞賛される大人物となるのだ。そんな渋沢をいま冷静に再評価すると、新たな一面が見えてきた。社会福祉や教育界への関与、植民地での経済活動などあらゆる角度から、その真の姿を改めて浮き彫りにする。

目次 : 序章 渋沢栄一の生涯を振り返る/ 第1章 大きな影響をもたらした「大蔵省」時代/ 第2章 フランス滞在で学んだこと/ 第3章 銀行業を中心にした経営者として/ 第4章 弱者の味方だったのか/ 第5章 教育への取り組み/ 第6章 経済政策と民間外交

【著者紹介】
橘木俊詔 : 1943年兵庫県生まれ。小樽商科大学卒業。大阪大学大学院を経て、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了。仏・独・英に滞在後、京都大学大学院経済学研究科教授、同志社大学経済学部教授、日本経済学会会長などを経て、京都女子大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鯖 さん

    「変わり身の早さと未来を見抜く眼力」という身も蓋もない副題のついた渋沢本。文章が荒いのと主観と枝葉末節が多いのがな〜。労働者や弱者への対応が賞賛されるのも確かに分かるんだけど、単に比較対象が岩崎弥太郎だからではないのか疑惑がここのところの大河みてたら沸きつつある。2500万横領して遊郭で豪遊してんじゃねえ。後年、幕末に訪れた仏よりも経済合理性を重んじる英米が好みになっていったのではという指摘はなるほどなあと。

  • Koki Miyachi さん

    近年再評価が進んでいる渋沢栄一について。渋沢栄一の一生と功績を簡単に振り返るにはよい。内容は参考文献の再編集の色合いが強く、読み物としての魅力には乏しい。

  • banbanban さん

    話題の人だし基本的なことを知っとくかということで読んでみた本。私生活的な側面は少なかったが、政治、経済、福祉、教育の各分野での活動を読むことができた。あえてか今の価値観に当て嵌めての評価している部分はあんまりしっくり来なかったかなぁ。

  • しまっち さん

    後半斜め読みで何とか読了。 書いたご本人(経済学者)は本書の執筆が「わくわく、楽しかった」らしいが、残念ながらあまり共感はできず。大学の特別講義とかセミナーなら面白いと思ったかも。渋沢栄一ものはこれでおしまい。

  • 大手町 さん

    渋沢栄一が産業や福祉、教育に寄与したかが分かる本。

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橘木俊詔

1943年、兵庫県生まれ。小樽商科大学、大阪大学大学院を経て、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学教授、同志社大学教授、京都女子大学客員教授を歴任。現在、京都大学名誉教授。仏米英独で研究職・教育職を経験。元日本経済学会会長。専門は経済学、特に労働経済学。主な著書に、『日

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