脳はみんな病んでいる 新潮文庫

池谷裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101329253
ISBN 10 : 4101329257
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;16

内容詳細

馬鹿と天才は紙一重。どこまでが「正常」でどこからが「異常」!?人工知能を脳に組み込むとどうなる!?10月生まれが一番長生きする理由は?どうして認知症の老人は夫や妻の顔を忘れるのか―。「正常と異常」「健康と病気」の境界を揺さぶり、世界の常識を根底から問い直す。知れば知るほど面白い“脳”の魅力を、脳研究者と人気作家が語り尽くす。あなたの脳を心地よく刺激する脳科学対談。

目次 : 第1章 誤解する脳/ 第2章 脳vs.人工知能/ 第3章 脳はかくも因果なもの/ 第4章 「あばたもえくぼ」な脳/ 第5章 脳はとっても効率が悪い/ 第6章 脳はみんな病んでいる

【著者紹介】
池谷裕二 : 1970(昭和45)年、静岡県生れ。脳研究者。東京大学薬学部教授。薬学博士。神経科学および薬理学を専門とし、海馬や大脳皮質の可塑性を研究

中村うさぎ : 1958(昭和33)年、福岡県生れ。同志社大学卒業。OLやコピーライターなどを経て小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ryosuke Kojika さん

    「完璧な傑作である人間」から見ればタイトル通り「脳はみんな病んでいる」に納得。自閉スペクトラム症の特徴は濃淡はあるにしろ誰にでも当てはまるようだ。自分にも当てはまる部分があり、周囲にもそれが見受けられる。結局他者と生きることを息苦しくするのは、自分の価値観や尺度から生まれるもので、こうあるべきだと思った瞬間に感情が立ち上がる。自分をあるがままに受け入れるように、他者も他者としてそのままに捉えて良く、その手段とし自閉スペクトラム症を理解することが必要である。多分、それはあなたの幸せであり、私の幸せでもある。

  • かめぴ さん

    対談形式。2人とも本当に病んでいるとは。中村うさぎが難病だとも知らなかった。なかなかに読み応えあり。

  • Shihomin さん

    脳研究者の池谷先生と、中村うさぎさんの対談。正常とは何か、疾患や障害と正常の境、正常と異常の境とは?前書きを読むと苦しいぐらいの問いだが、脳 vs 人工知能の章では見えていなかった世界の一端が見える気がしたし、ピンポイントだけどトキソプラズマ(動物に寄生して動物を操る)の話も面白かった。物理はどう成立しているか説明出来ても何故成立しているのか説明出来ない事も多いのか。私はオタク傾向はないけど一部自閉スペクトラム症の傾向があるのかも。知らない世界、知らない自分を知るのはワクワクするなぁ。

  • pia さん

    前半の「脳のしくみ」にまつわる部分がすごく面白くて、2人の会話のテンポの良さも相まって、とても楽しく読んだ。昔、なにかの本で読んだ事のある知識がこの本では否定されていて、常識ってどんどん新しくなって更新されていくんだなって実感した。後半の自閉スペクトラム症?のところは…人間って多かれ少なかれ変なこだわりがあったり、それぞれ変わってるもんだよなぁと思う。

  • tnyak さん

    対談形式で読みやすく、かつ脳の魅力というか素晴らしさの一端が少し分かったような気がした。

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人物・団体紹介

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池谷裕二

1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探究を続ける。文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞などを受賞。「ERATO池谷脳AI融合プロジェクト」の研究総括も務める(本データはこの書籍が刊行

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