好みは別として、これほど長く現役活動続けている人も少なくなりました。活動期間が長い分作品も多いので、ずっと追いかけてきた人は別として、途中から聞き始めたボクのようなファンが頭を整理するのに、役立ちます。まあ、理屈や歴史では無く、演奏そのものが第一ではあるのだけれども。

ロックとクラシックの融合プログレッシブロック。プログレッシブロックにハマった人間としては、やはり俗に五大プログレッシブロックバンドと言われるイエス、ピンク・フロイド、ジェネシス、キング・クリムゾン、そして本著作であるエマーソン・レイク＆パーマー、このアーティストたちは避けて通れないのである。私はこの中でもエマーソン・レイク＆パーマーに特によく聴いており、クラシックからの引用も多かったので聴きやすかったのである。そういう点からも、この本1つでエマーソン・レイク＆パーマーの全てを網羅できると言っても過言ではないと思います。

ムックものにしてはよく編集しています。 ユリイカ本に続く第2弾。

このようなガイド本が作られるほど熱狂的なファンが多い赤江漠ですが、ほとんどの本が絶版になっているのは惜しい。もっと世に知られていい作家だと思います。

セロニアスモンクを取り上げた本が何と多いことか！個性的なアーティストではあるが、正直あまり好きではない。でも、本書を買ってしまった。

内容は満足いくもので満点評価です。 ただし、増補新版でないものを持っている人は買い替えなくてもよいかな。