ぼくの好きなキヨシロー

泉谷しげる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784872904369
ISBN 10 : 4872904362
フォーマット
発行年月
2009年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,243p

商品説明

去る5月2日、ガンで亡くなった清志郎の40年来の親友、泉谷しげると加奈崎芳太郎(元古井戸)が、若き日の清志郎との衝撃的な出会いから、盟友を失った現在の決意を激白する!

「お線香なんて誰があげるか! キヨシローをどう生かすかしか考えてないんだ。 どうやって生かし続けるか。それしか考えてない。」

1970年、渋谷ライブハウス、、〈青い森〉。弱冠19歳の清志郎、23歳の加奈崎芳太郎(元古井戸)、そして彼らの音楽に惚れ込んでいた泉谷しげる22歳はそこで出会った。自分たちの音楽性への絶対的な自信、世の中に受け入れられない苛立ち、不器用ながら音楽を通して育まれた友情を、清志郎との数々のエピソードと共に泉谷と加奈崎が綴る。

内容詳細

一九七〇年、渋谷のライヴハウス“青い森”。弱冠一九歳の清志郎、二一歳の加奈崎芳太郎、そして彼らの音楽に惚れ込んだ泉谷しげる二二歳。自分たちの音楽への絶対的自信、世の中に受け入れられない苛立ち、不器用ながら音楽を通して育まれた友情を、泉谷と加奈崎が綴る。

目次 : 泉谷しげる編(彼の死は認めない/ “青い森”の時代/ どん底から激動の八〇年代へ/ 九〇年代以降の濃密な関係/ 友としての幸福な時間/ これから)/ 加奈崎芳太郎編(俺は受け入れない/ 奇跡的な場所/ 激動の時代/ さらば東京/ 歌い続けるということ)/ 泉谷しげるVS加奈崎芳太郎

【著者紹介】
泉谷しげる : 1948年5月生まれ。1971年、エレックレコードより『泉谷しげる登場』でデビュー。1975年6月、吉田拓郎、小室等、井上陽水とフォーライフレコードを設立。1979年6月、テレビ朝日系ドラマ「戦後最大の誘拐・吉展ちゃん事件」に主演、テレビ大賞及び芸術祭優秀賞を受賞し、役者としても注目を浴びる。2008年5月11日、60歳還暦を迎え還暦記念ライブを開催。2009年5、視聴者参加型動画配信サイト「泉谷しげるのコラコラ放送局」を開局

加奈崎芳太郎 : 1949年2月、北海道札幌生まれ。67年大学入学のため上京。70年2月、渋谷のフォーク喫茶(青い森)でステージ・デビュー。同年8月、仲井戸麗市らと「古井戸」結成。72年1月「唄の市第一集」でレコード・デビュー。オリジナル・アルバム9枚を残し、79年11月久保講堂にて「古井戸」解散。80年以降ソロを中心としたライヴとアルバム制作活動をし、09年2月、22枚目のアルバム「ピアノーフォルテ」を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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泉谷しげるは意外と冷静な分析力があり、戦...

投稿日:2021/04/13 (火)

泉谷しげるは意外と冷静な分析力があり、戦略的に物事を行おうとしているタイプなのだと思った。清志郎に対する愛情はホンモノだろう。(片思いのようでしたが)

watatak さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gtn さん

    著者より年下だが、芸歴は先輩の忌野清志郎。清志郎のスタイルに影響を受けた、もっと踏み込んで「真似た」と言ってはばからない。清志郎のプライドの高さは無類だったらしく、著者も都度直言したがために、何度も関係が悪くなっている。しかし、ザ・タイマーズ時代、カバー曲に、ひねりのない社会派的な歌詞を載せて歌うのはいかがかという著者には同調する。ともあれ、著者は清志郎の死を認めていない。清志郎の作品は朽ちていないし、後世に伝えたいという彼なりの使命感だろう。

  • サラダボウル さん

    2009年。清志郎の死去に際し、長年共に活動した泉谷しげるは「お線香なんかあげるか!清志郎をどうやって生かしつづけるか。」同じ思いの盟友、加奈崎さんの二人のパートでの本書構成。渋谷で出会った3人。お互いや、お客へさえも罵詈雑言の戦友。世間へ立ち向かっていく若者って、そんなものかなと私でさえ苦笑。でも、音楽への熱い思いが彼らの核。今聴いてもキヨシローは唯一無二。泉谷が指摘するとおり絵画のような世界観。純粋さ。言いたいんだよと「原発いらねえ!」と歌う曲の完成度。ありがちだけど歌とギターが夜空から聴こえる。

  • kera1019 さん

    忌野さん、清志郎と微妙に呼び方が変わるトコやチャボのこと仲井戸さんって呼んでるトコ、「青い森」の話から見えてくる泉谷さんと清志郎の関係がちょっと意外やったな…

  • gachi_folk さん

    久々に再読。RCが世に羽ばたく原点でもある渋谷の青い森。そのわずか4ヶ月の間に全てが凝縮されていた。今まで多くを語られて来なかった「青い森」。 泉谷・加奈崎の目線で当時を振り返っている。 それだけでも読み応え十分。 加奈崎の相変わらずな上から目線な雰囲気もいやらしくなく、 泉谷の言葉は汚いのだがホントに清志郎を上に見ている感じが 文章からもよく伝わってくる。一番印象に残っている個所は、フォークジャンボリーに参加するか否か話している時に清志郎が言った一言。 「ここで演ればいいじゃないか!」 素敵すぎだ。

  • 夜狼寺 大 さん

    出版された時は清志郎の死を商売にしてるようにで嫌だったなあ。泉谷はHISやタイマーズを否定してるけど、僕はどっちも大好き。現在、清志郎レベルの諧謔を弄するミュージシャンていないと思う。

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