君の名残を 上 宝島社文庫

浅倉卓弥

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784299026729
ISBN 10 : 4299026721
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
追加情報
:
536p;16

内容詳細

幼馴染みで、ともに剣道部主将を務める高校生、白石友恵と原口武蔵。二人は雨が降りしきる下校途中、忽然と姿を消してしまう。また友恵の親友の弟、中学生の北村志郎も同じく消息を絶った。三人が目覚めたそこは平安末期、動乱の前夜だった。さっきまで現代の普通の学生だったのに…混乱し戸惑うも生きていく為、その運命を受け入れるしかない三人。タイムスリップの先に見えてくるものとは。

【著者紹介】
浅倉卓弥 : 1966年、札幌市生まれ。作家・翻訳家。東京大学文学部卒業。2002年『四日間の奇蹟』(宝島社)にて第1回『このミステリーがすごい!』大賞(金賞)を受賞。同作は映画化もされ、ミリオンセラーに。著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 宇宙猫 さん

    ★★ 高校生の友絵と武蔵、中学生の志郎が平家の世の末期にタイムスリップし、バラバラの場所で歴史上の人物として生きていく。前半の主人公達の部分は吃驚するほどつまらない。後半、怪しいの過去や平家のパートになって、やっと面白くなってきた。

  • 稲荷 さん

    歴史にはあまり詳しくないけど、次々と訪れる展開に引き込まれて一気に読めた。内容だけでなく、登場人物達の関係性もより物語に深みを与えているように感じる。下巻も楽しみ。

  • ohion さん

    昔、単行本を買い読んだことのある本。読み返したくてもてもとになく、新装版を購入。面白い。タイムスリップして平安末期に落とされた3人の物語は熱く、ココロ揺り動かされる。いよいよ戦乱の渦中に巻き込まれ、運命が、時が動く下巻。楽しんで読みたい。

  • moimoi さん

    雷雨の日を堺に高校生の友絵と武蔵、中学生の志郎は現代から平安末期の日本へと時空を遡る。それぞれの立場であの源氏と関わり、歴史のうねりに飲み込まれていく。表紙はラノベっぽいが、内容はSFであり大河であり哲学でもある。繰り返し歴史における自分の役目や定められた結末に言及される。また「死」が幾度も出てくるが、平清盛や北条氏などの歴史的に名のある人物の死は大層に描かれず、死に際した名もなき者達の心情の吐露に心動かされた。歴史上の出来事を知っているからこそ下巻を早く読みたいようなまだ読みたくないような…

  • たこのまくら さん

    刊行時から気にはなっていたのだけど、日本史は疎いので楽しめるかな、と敬遠していた。しかし新装版が出たのを機に読むことにした。義経弁慶の周辺の話は触れる機会も多いので多少は知っていたが、それ以外はよく知らず。木曾義仲が源姓を持つことすら知らなかった。子供に買ってやった『流れがみえてくる日本史図鑑』で知識を補完しながら読んだ。 主人公たち時を超えた3人以外にも、人智を超えた存在やその僕たる人物がいて、そのあたりどう収拾をつけるのか気になる。

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