真夜中の喝采 完本 きんぴか 3 光文社文庫

浅田次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334795290
ISBN 10 : 4334795293
フォーマット
出版社
発行年月
2023年05月
日本
追加情報
:
336p;16

内容詳細

“ヒデさん”こと元大蔵官僚の広橋秀彦を「あなたは私のライフワークだった」と慕い、大疑獄事件をスクープしたジャーナリストの草壁明夫が殺された。三人の悪党のうち“ピスケン”阪口健太、“軍曹”大河原勲は、持ち前の度胸、体力を使い独自に動き出したが、広橋が選んだ行動とは―。そして、三人についに別れが訪れる。「きんぴか劇場」終演で、感動に包まれる第三巻!

【著者紹介】
浅田次郎 : 1951年東京生まれ。’95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、’97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、’06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞・司馬遼太郎賞、’08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、’10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、’16年『帰郷』で大佛次郎賞を受賞。「蒼穹の昴」「プリズンホテル」などのシリーズでも多くの読者を魅了している。2015年紫綬褒章受章、2019年菊池寛賞、2020年日本歴史時代作家協会功労賞受賞。日本ペンクラブ第16代会長。この作品「きんぴか」は、著者の実質的デビュー作である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    終幕に向けて重さや儚さといったものの比重が高くなる。ピスケンと軍曹は相も変わらずな感じの中、広橋の背景が強く打ち出される。『真夜中の喝采』の殴り込みシーンのハチャメチャぶりなど、コメディ要素も健在ではあるが、前巻の解説や、この巻のあとがきにもあるように、『裏街の聖者』がとにかく秀逸。ここに来て尾形がこんなかたちで再登場して、しかもこれほど格好良く描かれるとは、まさに予想の斜め上。しかし、終わりの訪れがあまりにも急で尻切れトンボ。三人が顔を合わせないままに去っていくのは、ちょっと残念だった。

  • 優希 さん

    終盤に近づくにつれ、重さや儚さを感じました。笑、涙、快感の物語で最高の作品だったと思います。3人はいつか別れるときが来ると思ってはいましたが、現実となるとちょっと寂しいです。何はともあれこいつらが仇討ちか!というくらい面白かったです。

  • ひろ20 さん

    ついに三部作読了して悲しい。続きはないんだ。容姿がさえない尾形さんが、マリアが認めるほど、素晴らしい医者だった。また一人個性あふれる人物登場。軍曹が鹿児島の実家に帰ったくだりは、親族一同『チェスト!』の応酬、意味がわからなかった。5代目総長にあの人が推薦されるとは予想できなかった。だけど、どうなるの? 逃げちゃった?個性あふれる3人のキャラが愛しい。

  • はかり さん

    再読。前の感想を見ると、「もっと前に読んだが内容はほとんど覚えていない」とある。そんなことか。今度も同じ感想を書くわけにはいかないが、やはり浅田は面白い。やくざや漢の在り方を丁寧に描きのはさすが。抱腹絶倒とはこののことか。

  • はかり さん

    昔々に読んだ懐かしい本が本屋に並んでいたので即購入。後で分かったが、キンピカシリーズの3巻目だった。ともかく懐かしい。内容はほとんど覚えてないのがもどかしい。あと2巻は読むつもりだが。

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