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応天の門 15 バンチコミックス

灰原薬

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784107724458
ISBN 10 : 410772445X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan

Content Description

島田忠臣から不老不死の薬の話を聞いた道真は、典薬寮へと行くことになるが……。一方、内裏にかつて謀反の罪に問われ流罪となった伴健岑が帰京する報せが舞い込み――。政に翻弄されし者たちを描く第15巻。 その他登録情報

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    つい先頃完結したおかざき真里さんの漫画『阿・吽』で未来のネタバレとして紹介された承和の変が過去話として登場。また本編1巻第1話において、良房が朝廷で権力を握っているのもこの変を収めた功績による。後に昌泰の変により大宰府に左遷される道真自身の運命と橘逸勢らのそれは共通点が多い。近未来を踏まえると「好きな本を読んでいたいだけ」と言っていた政に無関心な道真が変によって運命を変えられた恒貞親王のために「昨日会った相手が明日苦しむのなら今日なにもしないわけにはいきません」と発言する場面は意義深い。

  • だまし売りNo

    菅原道真が冤罪被害者が更なる苦しみを受けることを防ごうとする。承和の変では藤原吉野が大宰員外帥に左遷された。後の昌泰の変での道真の左遷も藤原吉野の例に倣うとされた。道真が承和の変の冤罪に憤りを抱くことには運命を感じる。ただ、『日本三代実録』貞観7年5月13日条では健岑の恩赦が誤りで改めて勅により出雲国へ流罪となった。道真の活躍で『日本三代実録』記載の展開になったならば、殺害されない点は良いとしても、冤罪がそのままで流刑も変わらないならばフラストレーションが残る。

  • maekoo

    光源氏のモデルの一人源融の山荘の一つ嵯峨の「棲霞観(せいかかん)」登場! しかもお隣さんが嵯峨院で悲劇の雅びと恒寂法親王登場! 承和の変に関わった人々が蠢き出し、いよいよ表題に近づいて来た15巻!(この本として行き着くのはまだ先!?) 良房・善男の密談場面迫力満点! 藤原北家隆盛の基を築いた人臣初摂政就任良房の動きに注目だが、宮中の上達部達が既に我が身に火の粉降懸らんかと疑心暗鬼に陥り忖度する姿をも描きこの時代の政治舞台のドロドロ加減を垣間見れます! 前半の祈祷全盛時代の典薬寮と薬のエピソードはGood!

  • Nyah

    前典薬頭より典薬寮の名継の元に送られた不死仙薬の原料。あり得ないものでも世間に知られれば肩書で信じられてしまう。島田忠臣に菅原家であれば調べられるだろうと調査を秘密裡に依頼される。不老不死の薬の話を聞いた道真は、忠臣を追い、紀長谷雄と典薬寮へと行くことになる。/源融の自慢の庭、恒貞親王(恒寂)に/20年前に謀反の罪に問われ隠岐に流罪となった伴健岑が帰京する報せ。内裏、伴善男側それぞれ対策を練り始めた。道真は恒寂につくと見られると殺されると業平に言われ、それでも何かしたいと

  • りー

    過去のシーンとして承和の変が描かれる。「酷い!あんまりだ」と、橘逸勢に肩入れしちゃう身としては泣きたい気持ちになる(←すっかり空海のバディとして脳内に定着してしまった)。阿保親王の無念さ、その息子業平の複雑な立場と心境の描きかたが絶妙。恒貞親王から逸勢真筆の木簡が道真に手渡されるシーンに色々な意味でゾワゾワきました。いよいよクライマックスへ向けて物語が進んでいく気がします。どこまで描いてくれるのだろう?もっともっとこの漫画で業平と道真を見ていたい。

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