カレーライスと餃子ライス

片岡義男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794973733
ISBN 10 : 479497373X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
追加情報
:
208p;19

内容詳細

幸福な食事はどこにある?神保町、下北沢、京都…専用スプーンを胸にひそませ、今日も続くカレー漂流。そして青春の食事には、餃子ライスが必要だ。はたしてそんな食事は見つかったか。記憶と幻想で紡がれる物語。

目次 : 1 カレーライスは漂流する(母親の黄色いカレーライス/ Coffee starts me real good./ どんなカレーがあっても、もはや驚かない/ ライスカレーか、カレーライスか/ 火事を見ながらカレーライスを食べた ほか)/ 2 餃子ライスはひとりで食べる夕食の幸せ(どしゃ降り餃子ライス/ 珈琲にしましょうか/ なんとかならないかしら/ 僕の餃子は二人前/ 消しゴムを買う/ 今夜はひとり飯)

【著者紹介】
片岡義男 : 作家。1939年東京都生まれ。著作に、『白い波の荒野へ』『スローなブギにしてくれ』『彼のオートバイ、彼女の島』『湾岸道路』『ときには星の下で眠る』『窓の外を見てください』『ジャックはここで飲んでいる』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    大変久しぶりの片岡 義男、第二弾です。本書は、50本の🍛カレーライスに纏わるエッセイ&後付けの🥟餃子ライスが登場する短編集でした。 ボリュームも内容もカレーライスに軍配を挙げます。 本書に感化されて、本日のLunchは、本書にも登場する上等カレーのとんかつカレーを食べました(笑)🍛 https://www.shobunsha.co.jp/?p=7753

  • たまきら さん

    中学生ぐらいの頃、この人の小説にすごく入れ込んでいた時期があります。そっけないような描写と、読者が置き去りにされているような感覚がどこかかっこよかったのかもしれません。…まさかこんな飄々としたカレー本で再会するとは思いませんでした。相変わらず飄々としているし、まったく〜。なにポッケにスプーンだけ入れて旅しちゃってるんですか〜も〜!

  • Karl Heintz Schneider さん

    「京都で食事をするなら、喫茶店のカレーだよ。」そんな友人の言葉を真に受けて食べてみたら、とりこになり、毎週末、東京から京都まで新幹線で2時間かけてカレーを食べるためだけに通う著者。京都なら他にもっと、おいしそうなものがありそうだけど、そこまで言われると食べたくなる。残念ながら、その喫茶店の詳しい情報は書かれていない。その他にも、おいしそうなカレーライスの話がたくさん出てくる。下高井戸駅前の喫茶店のカレーは是非食べてみたいな。てゆーか、片岡さんカレーが好きというよりも喫茶店のカレーが好きだったりして。

  • tetsubun1000mg さん

    1939年生まれで今年で84歳だとか? これまでの「夕刊フジ」で食べ物に関する連載の依頼に作った本との事。 片岡氏がライター時代に喫茶店でコーヒーとセットにしてよく食べたカレーの話だが、味については詳しく描写されないのにそのシテュエーションは目に浮かぶようで鮮やか。 餃子ライス編は夕飯に餃子ライスを食べるのがふさわしい物語をショートストーリィとして組み立てたような短編集のような印象でした。 どちらもその場の景色や状況を中心に会話で進めていくドライな文章が歯切れよく読みやすい。 年齢を全く感じさせない文章。

  • Nao Funasoko さん

    ひとつの文章がおよそ1,200文字から1,400文字という短さではあるが「カレーライス」というテーマだけで50本書けてしまう力量はいまだ片岡義男健在といったところ。 それにしても、このタイトルと平野甲賀の題字と犀のマークときたら、もうそれだけで十分よだれがでてしまうような三題噺じゃないか。 神保町界隈の地図を脳内再生しながら美味しく読了。

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片岡義男

作家。1939年東京都生まれ。著作に、『白い波の荒野へ』『スローなブギにしてくれ』『彼のオートバイ、彼女の島』『湾岸道路』『ときには星の下で眠る』『窓の外を見てください』『ジャックはここで飲んでいる』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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