僕は珈琲

片岡義男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334953584
ISBN 10 : 4334953581
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
追加情報
:
267p;19

内容詳細

大ヒット作『珈琲が呼ぶ』から5年―お待たせしました。カタオカさんの珈琲おかわり出来ました。書き下ろしエッセイ52篇+短編小説を特別収録!

目次 : カタオカという日本の名前/ 歯科医院の診察券と珈琲/ 写真をみんな捨てた/ 初体験モーニング・サーヴィス/ 珈琲についての映画/ 刑事コロンボと珈琲/ アメリカン/ 大瀧詠一「僕はハードウエアに強いんです」/ 珈琲を飲む男/ 「毎日のマグ」から「なんでもマグ」まで〔ほか〕

【著者紹介】
片岡義男 : 1939年東京都生まれ。作家、写真家、翻訳家。1974年に『白い波の荒野へ』で作家としてデビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    大変久しぶりの片岡義男です。珈琲(決してコーヒーではない)に纏わるノスタルジーなエッセイ集、オススメは短編小説「謎なら解いてみて」です。何となくテイストが村上春樹に似ていました。村上春樹が真似してたりして(笑) のらくろ喫茶店にも行ってみたい。 https://kataokayoshio.com/contents/yMF8P

  • まちゃ さん

    タイトルに惹かれて手にした片岡さんの珈琲エッセイ。52篇のエッセイと写真、そして書き下ろしの喫茶店を舞台にした短編小説を収録。珈琲つながりで一冊書けることに、珈琲への思い入れを感じました。傍らに置いた珈琲を味わいつつの読書タイム。いい時間でした。「僕は珈琲(を注文します)」という口語の日本語を英語に直訳すると「I am coffee.」。ここから展開する日本語の英語翻訳の話は笑えました。

  • 踊る猫 さん

    ここには片岡義男のエッセンスがほぼ全て入っているな、と思う。今はもうない東京の光景・風俗に対するノスタルジアや日本語と英語をめぐるクリスプな考察、コーヒーをめぐる洗練された蘊蓄に映画や文学で見かけた印象的な一節。そういったものが片岡ならではのキザなようであざとくない、地に足の付いた文章によって展開される。読みながらタメになるところもあったし、このバラエティの豊かさが片岡のキャリアの確かさを伺わせて凄みを感じさせられた。悪く言えば「いつもの」片岡から出ていない、保守的な本であるとも言えるのだが私は肯定したい

  • Karl Heintz Schneider さん

    タイトルからして絶対小説だと思ったのにな。ガッツリ、エッセイだった(笑)50編以上の短編エッセイ集だが全ての話に共通しているのは、どこかに珈琲が出てくるところ。著者は無類の珈琲好きで、一日に何杯も飲むという。私も一日最低一杯は飲むので共感するところがあった。エッセイスト・小説家・翻訳家である著者、本書には映画のうんちくなどがたびたび出てくる。私より20年ほどご年配なので紹介される映画はチンプンカンプンだった。また、真ん中ぐらいに20数ページほどの短編小説が挟まれており最後まで飽きさせない構成になっている。

  • tetsubun1000mg さん

    片岡義男さんが「珈琲」に関する自分自身の思い出や映画、文学作品などから思いつくことを広げていくエッセイ。 片岡さんの文筆家となった歴史も語られるし、途中ではさまれる珈琲と喫茶店に関する短編小説もなかなか面白い。 映画に関する知識や引き出しの多さが現れる文章。 元々片岡義男さんの小説には、喫茶店とコーヒーを飲むシーンは大変よくあらわれるのはご存じだろう。

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人物・団体紹介

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片岡義男

作家。1939年東京都生まれ。著作に、『白い波の荒野へ』『スローなブギにしてくれ』『彼のオートバイ、彼女の島』『湾岸道路』『ときには星の下で眠る』『窓の外を見てください』『ジャックはここで飲んでいる』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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