去年の夏、ぼくが学んだこと

片岡義男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784487809400
ISBN 10 : 4487809401
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
189p;19

内容詳細

1970年代、誰もが経験した「昭和の青春」を青春文学の巨匠がみずみずしく描く。

神保町、下北沢を舞台に、ジャズ、酒、文学、そしてタンメンにあけくれた時代のはかない恋と別れを、著者ならではの胸に迫るスイートビターな筆致で感動的に描く。

【著者紹介】
片岡義男 : 作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kiyoboo さん

    片岡義男は健在だった。フリーライターの主人公が飲み屋に入ると「私をさらいに来てくれたのね」と言い、銀杏を焼いて、指先から口の中に入れる。主人公が妙にモテる。仕事をくれる男性からも信頼されて、いい関係でいられる。JRを国鉄と言い、携帯電話もない時代。ビンゴの景品の特賞がカローラ。でも古さや不便さも感じられないところが、片岡義男マジック。さらっと読めて、ほとんど何も残らない(笑)でもたまに読みたくなる。

  • tetsubun1000mg さん

    最近の片岡義男さんは、20代のライターから小説家としてデビューする時期の仕事のやり取りや人との出会いを題材として、東京の街を舞台に書かれることが多いようだ。 ヒントを得て展開を考えていく手法は、映像を浮かべているようだ。 作中の出演者(主に小説家)を筆者本人の目線のように書いているので、まるで片岡義男の主演映画を見ているように感じる。 そこが筆者のうまさなのでしょう。 80歳になろうというのに、いまだにキレとリズムを感じる文章です。

  • Iso さん

    久しぶりの片岡義男さん。懐かしさ満載です。

  • ウッチー さん

    1960年から70年代を舞台とした、文学とジャズと酒と恋の物語。 作者独特の語り口が懐かしい反面、難しさもあり、だけどやっぱり懐かしさが最後は残る。そんな感じのストーリーでした!

  • メルコ さん

    作家一歩手前の「ぼく」と編集者や周囲の女性との関係を描く。一風変わった感覚の小説。途中で登場人物が誰が誰だったかこんがらがってしまった。行きつけの店でかかっている音楽(主にジャズ)が作品のアクセントになっている。小説内の小説「なんてこった、と僕も言う」も印象に残る。

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片岡義男

作家。1939年東京都生まれ。著作に、『白い波の荒野へ』『スローなブギにしてくれ』『彼のオートバイ、彼女の島』『湾岸道路』『ときには星の下で眠る』『窓の外を見てください』『ジャックはここで飲んでいる』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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