彼らを書く

片岡義男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334951641
ISBN 10 : 4334951643
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

目次 : いまからザ・ビートルズをDVDで観る。(さきにかねをもらわないと/ ご家族みんなのザ・ビートルズ/ Can you hear me?Hello? ほか)/ 今度はボブ・ディランをDVDで観る。(そこは去らなければならない楽園だった/ 意味のつながりなどまったくない配列のなかに/ 頭を明晰にして常に電球を持ち歩く ほか)/ そしてエルヴィス・プレスリーをDVDで観る。(それは白黒シネマスコープの西部劇だった/ さまよう青春とは、歌のうまい青年が歌手になる話のことか/ そんなことを思うのは僕ひとりだけだろうか ほか)

【著者紹介】
片岡義男 : 1939年東京都生まれ。作家、写真家、翻訳家。1974年に『白い波の荒野へ』で作家としてデビュー後、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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見開きのエルヴィスとピンクキャデラック!!...

投稿日:2021/04/10 (土)

見開きのエルヴィスとピンクキャデラック!!カッコイイ!!徐にスプリングスティーンの12インチA面dancing in the darkあぁダメだやっぱり風呂上がり。気を取り直し真打B面Pink Cadillacそうそうこれこれイカしてます!名盤The Riverには未収録。久々エルヴィスモノラルシングルも聴きました!ビートルズやディランのDVDがたくさん紹介されていて、いつか見たいなぁ。もう本は付箋だらけだよぉ。いい音楽ってやっぱ最高っすね。

akb009 さん | 愛知県 | 不明

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ビートルズとディランとプレスリーのDVDを...

投稿日:2021/03/19 (金)

ビートルズとディランとプレスリーのDVDを見て、感想を書いた本。こんな本なら私でも書けると思うが、そこはやはり、著者の知名度と、思ったことをズバリと書く文章の妙と、小見出し題名のつけ方のうまさに出版社もゴーサインを出したといったところだろう。 それにしても、この本の体裁は好もしい。ソフトカバーで手に取りやすい版型、カラー写真がふんだんに使われているところ。これだけ写真を多用すれば、制作費が高そうだが、そこはどうしたのだろう。DVDやレコードのジャケットなど私物の写真は版権をとらないのだろうか。 著者は三人のうちプレスリーに一番親しんでいるようで、なので書く焦点が定まっているのと、取り上げられているのが映画作品ばかりなので、逆にピンと来るところが少なかった。

アーチ さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 旅するランナー さん

    彼が彼らを書く。あの片岡義男が、ビートルズ、ボブ・ディラン、エルビス・プレスリーに関わるDVDを観て、あれやこれやを書き綴る。スローなロックにしてくれ。ディランの言葉を受けとめ、聴いている人たちの頭の中に作られるイメージ。それにある程度以上の手応えがあった場合には、ディランの歌は充分に届いたと言えるのだ。などという表現が届けられる。興味深い裏話としては、映画「冷血」「スター誕生」「タクシードライバー」などの脚本はまずエルビスに送付されたという、本当だろうか!?

  • いたろう さん

    DVDで観る、ビートルズ、ボブ・ディラン、エルヴィス・プレスリーの話、by 片岡義男。DVDで観ると言っても、例えばビートルズでは、「ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!」や「レット・イット・ビー」などの有名な主演映画ではなく、ライブ映像だったり、オマージュ映画作品だったり、著者らしいマニアな視点がうかがえる。それでも、いや、だからこそ、観てみたいと思えるものがいくつも紹介されていて、なかなか興味深い。その中の一部は、Youtubeなどで観ることもでき、それらを観ながら読むのは、なかなか楽しかった。

  • kawa さん

    ビートルズ、ディラン、プレスリーの映像作品を見て著者が様々な蘊蓄を…。映像を見るチャンスがないので、何とも何ともなのたが、スポテイファイで関係する音楽を聴きながら読了。随所に掲載されている当時の雰囲気一杯の写真が良い。特にリンゴ・スターの映画での若々しくも一癖ありそうなハンサム・ボーイ姿が印象的。

  • aloha0307 さん

    彼ら(なんと客観的・第三者的表現) とは、Beatles、ディラン、プレスリー... 文体もエモーショナルな要素は削ぎ落とされ、「なされたこと&なしたこと」をそのまま記録した という感じです。やはりBeatlesパートに惹き込まれる✿ @エド・サリバン・ショー コメディアン中心の他出演者の空気にも、”いっさいなんの無理なく均衡している様子”だったそうです☺

  • 踊る猫 さん

    すでに伝説となった、語りやすそうでなかなか自分の言葉で語るのは難しい3人のミュージシャンを果敢に語るエッセイ。映像作品を手がかりに片岡は肉迫を試みており、しかしノスタルジーというか昔話(そして自慢話)に陥る陥穽をうまく避けて自身のフィールドに引き込んでいるのはさすがと思う。困惑気味に日本のプレスの誤訳に物申し、微細な知識を繰り出しマニア心をくすぐる。良かれ悪しかれ音楽批評の本ではなく、片岡ワールドの亜種として高い水準の達成を示したものとして読めると思った。繊細なセンスで自身の中に生まれる困惑と対峙している

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片岡義男

作家。1939年東京都生まれ。著作に、『白い波の荒野へ』『スローなブギにしてくれ』『彼のオートバイ、彼女の島』『湾岸道路』『ときには星の下で眠る』『窓の外を見てください』『ジャックはここで飲んでいる』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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