青年の完璧な幸福 片岡義男短編小説集 SWITCH LIBRARY

片岡義男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784884182809
ISBN 10 : 4884182804
フォーマット
発行年月
2007年07月
日本
追加情報
:
20cm,245p

内容詳細

1960年代の東京で、青年は小説家としての一歩を踏み出す。それは孤独という完璧な幸福へいたる道。青年はそこでいったい何を見たのか。幻をめぐり、世界は動く…。片岡義男の短篇小説集。

【著者紹介】
片岡義男 : 1940年東京生まれ。早稲田大学在学中よりコラムの執筆や翻訳をはじめ、74年「白い波の荒野へ」で作家デビューを果たす。翌年に発表した「スローなブギにしてくれ」で野性時代新人賞を受賞。以降、小説、評論、エッセイ、翻訳などの作家活動のほかに写真家としても活躍し、数多くの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • aa さん

    冒頭の「アイスキャンディは小説になるか」という作品が好きです。小説を書いてみようと思ったことがある方には興味深い作品だと思います。すぐ読めてしまうので、タイトルに惹かれた方は是非。

  • 佐伯りょう さん

    片岡義男はクセになる。独特の世界は一種の完璧なユートピアだ。自己完結している登場人物が羨ましい。他人に依存しない、自分一人だけのの幸福感。

  • kishikan さん

    本当に久しぶりの片岡義男だった。学生の頃には、好んで読んでいたし、ラジオも聞いていた。その時のイメージとは異なるが、あとがきを読めば、当時どのような思いで書いていたか、また今どのような思いで、これを書いているか、創造できるし、それもまた彼なりのフィクションなのかもしれない。

  • sakwai さん

    「白い指先の小説」は小説を書こうとしている女性が主人公の短編集だったと思うが、本書はその男性編といった趣き。出版はこちらが先のようだが。現実のようでもドラマのようでもない無愛想(褒め言葉)な文章で物語が進行するのはいつもの通り。そして通俗小説のように見えて精神性の塊のような登場人物たち、特に女性はそれに加えてみな姿が良く頭の回転が早い。バーの女主人の前で、かつて女優だった彼女の主演映画について喜々として語る中年編集者の邪気のなさに、何だか呆れるというか唖然とするような気持ちになる(褒め言葉)。

  • たくみ さん

    「小説を書きたいなーと常に思ってる男」という設定がまず興味深かった。片岡義男はやはり短編がイイ!と改めて思わされる。版元を変えてでも、また出版してほしい。

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人物・団体紹介

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片岡義男

作家。1939年東京都生まれ。著作に、『白い波の荒野へ』『スローなブギにしてくれ』『彼のオートバイ、彼女の島』『湾岸道路』『ときには星の下で眠る』『窓の外を見てください』『ジャックはここで飲んでいる』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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