映画と本の意外な関係! インターナショナル新書

町山智浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797680058
ISBN 10 : 4797680059
フォーマット
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
221p;18

内容詳細

なぜあのシーンにあの本が!?
本好きのための新・映画論

映画のシーンに登場する本や言葉は、映画を読み解くうえで重要な鍵を握っている。本書はその作品に登場した本や台詞、歌詞などを、元ネタである文学や詩までに深く分け入って解説。目からウロコの新たな作品解釈を楽しむことができる。明らかにされるのは『インターステラ―』とボルヘス、『ウォール・ストリート』とシェイクスピア、『007 スカイフォール』とテニスンの「ユリシーズ」などの思いもよらぬ関係性。紹介する作品はエンタテインメント作品から超大国アメリカの裏側がわかるドキュメンタリー作品まで多岐にわたっている。映画と本を愛するすべての人に贈る全く新しい映画評論!

(目次より)
映画の本棚――まえがきにかえて
第1章 信じて跳べ
第2章 金は眠らない
第3章 本当の根性
第4章 真夜中のパリ
第5章 3月15日に気をつけろ
第6章 メイド・オブ・オナー
第7章 さらば我が愛、我が友、我が痛み、我が喜び
第8章 彼女と同じものをいただくわ
第9章 天墜つる
第10章 リンカーンのユーモア
第11章 そこに連れて行くよ
第12章 貴様らが我々を騙すなら、我々も貴様らを騙す
第13章 時は征服できない
第14章 すべての探求は最後に出発地点に戻り、初めてそこだったと知るのだ
第15章 あんなに短かった愛なのに、永遠に忘れられない
第16章 イケてる女
第17章 愛について語るときに我々の語ること
第18章 「何があったの? シモンさん」
第19章 愛と赦し
第20章 人はいつも、手に入らないものに恋い焦がれるんですね
第21章 縄ない
第22章 アメリカ映画の詩が聴こえる

【著者略歴】
町山智浩(まちやま・ともひろ)
映画評論家。1962年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。『宝島』『別冊宝島』などの編集を経て、1995年に雑誌『映画秘宝』(洋泉社)を創刊。アメリカ・カリフォルニア州バークレー在住。主な著書に『トラウマ映画館』『トラウマ恋愛映画入門』(集英社文庫)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社インターナショナル)、『さらば白人国家アメリカ』(講談社)など多数。

【著者紹介】
町山智浩 : 映画評論家。1962年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。『宝島』『別冊宝島』などの編集を経て、1995年に雑誌『映画秘宝』(洋泉社)創刊。アメリカ・カリフォルニア州バークレー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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著者の映画に関する深い考察とアメリカの文...

投稿日:2021/04/11 (日)

著者の映画に関する深い考察とアメリカの文化・歴史を知らなければ理解できないシーンの解説など濃い内容で、読後に映画が見たくなります。

ヂユウ さん | 秋田県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gonta19 さん

    2017/1/21 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2018/5/24〜5/25 町山さんの映画と本を結びつけた評論。こういう背景を知って観ると映画の楽しみがもっと深まるんだろうなぁ。

  • マエダ さん

    最近映画をよく見るようになってきた。暇なら本を読むが時間を抽出してまでも映画を見る。自分の見た映画が町山氏に評されているとすごく嬉しい。

  • コットン さん

    町山さんの映画と本について書かれているなら読まねば…。と意気込んだが、クオリティを期待しすぎたか?。新書という概念をとっぱらってもらい、紹介映画を減らして深く掘り下げたほうが読み応えがあったかも。

  • harass さん

    映画評論家の新書。内容を知らずに借りる。彼お得意の映画の小ネタを集めたもの。YouTubeでみる彼の映画紹介解説動画と同じものかと。まあこれはこれで良い。未見の映画も多く、参考になった。面白い話が多いが、個人的に驚いたものを一つ。映画「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 」はサリンジャーの小説からヒントを得たものだそうだ。なぜなら、サリンジャーは自作の映画化を許可してないのだそうで、ファンである監督が似たような設定で脚本をつくったのだそうだ。いわれてみれば、サリンジャー世界やんけ。

  • Isamash さん

    1962年生まれの映画評論家町山智浩2017年出版の著作。インターステラーの五次元図書館から始まり、インセプションや太陽がいっぱいが取り上げられているが、見ていない映画が多すぎてあまり楽しめない。ただ太陽がいっぱいが同性愛の女流作家ハイスミス原作であったことを初めて知った。淀川長治氏が同性愛映画と吉行淳之介との対談で話していて半信半疑だったが、彼女が死後残した日記等からその指摘の正しさが立証されたとか。インタステラーの図書にノーランが好きで幾つかの物語の原典様の書籍が並んでいたとの指摘には感心させられた。

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人物・団体紹介

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町山智浩

1962年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。編集者として雑誌『映画秘宝』を創刊した後に渡米。コラムニスト、映画評論家として多数の連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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