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オペレーションz 新潮文庫

Jin Mayama

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101390536
ISBN 10 : 4101390533
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan

Content Description

大手生保会社が資金繰りのため国債を投げ売りする事態が発生、国債価格が暴落した。国債頼みの政治は、誰かが終わりにせねばならない…。国家予算を半減すべく、江島隆盛総理のもと若手財務官僚が集い、極秘作戦が始動する。しかし他省庁や与党守旧派が抵抗し、世論も猛反発、メディアの攻撃が渦巻くなか、総理はついに国会を解散する大博打を打つ―。息もつかせぬ緊迫のメガ政治ドラマ!

【著者紹介】
真山仁 : 1962(昭和37)年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004(平成16)年に企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』で衝撃的なデビューを飾る。他の作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日本の財務の劣化は著しく、その数値は金融...

投稿日:2021/07/29 (木)

日本の財務の劣化は著しく、その数値は金融危機の起きたギリシャ、スペインより遥かに悪い。これまで持ってきたのは国内資産と日本への信用のおかげ。 しかし、COVID-19で大恐慌以来の危機との声もあるなかいつまでその信用が続くだろうか。 真山氏は変われぬ日本に相変わらず鋭い。

ヤックン さん | 岡山県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 納間田 圭

    既に日本の財政破綻の時限装置は…カウントダウン。時の総理は「俺は命がけで止める。パンドラの箱を開けてやる」と立ち上がった。5年後の500万人を救うために…今日救える2人を犠牲にしても良いのか?。総理は…もうこれ以上国債は発行せず歳出を半減させる法案を提案。実現するためには、歳出の大半を占める「社会保障費」と「地方交付税交付金」を0にするしかない。案の定…多くの官僚は大反対。マスコミは一斉に大合唱。反対のデモも起こる。対して総理は「最大の味方は国民」だと信じ… 伝家の宝刀”解散総選挙”で国民投票の道を選択

  • KAZOO

    以前にハードカバーで読んでいたのですが、再度読むことになってしまいました。まあでも以前よりも現実的な状況にはなっていると思うのですが。若手財務官僚でこれだけのことをやらかす人はいないとは思いますが(政治家も同じだという気はしますが)。日銀に国債を購入させればいい、というところでは、その総理と日銀総裁が現実の人物ととかぶってさもありなんという気がしました。

  • k5

    財政健全化に向けた政治家と官僚の戦いを、デフォルトで国家が崩壊する作中SFと並行して語る、という大きな作りの小説なんですが、全体に小説としてのヘボい感じが拭えません。エスピオナージュ風のところも、選挙戦も、意見の対立するところにまったくの緊張感がなく、「丸めこむ」という言葉が頭をよぎる感じ。思想的に財務省への翼賛感が否めないのも疑問ではありますが、昨今、逆風を受けまくっている思想でもあるので、料理のしようはあったと思うんです。期待して読んだだけに不満足な一冊。

  • PEN-F

    国の借金1000兆円….😱せめて1000円くらいなら俺のポケットマネーからきっちり耳揃えて全額お返ししちゃいたいとこなのだが、なんといっても1000兆円ッ‼️(゚Д゚) …アコムだってあれほど“ご利用は計画的に♬”って言っていたのに1000兆円って😱😱😱 そもそもホントに返せるのかしら?😭貸した方からすれば、ジャイアンにマンガを貸すようなもんだと思うが…🤔それにしても1000兆円か…🤔 なんかさ、1000000000000000円って全部数字にしてみるともう意味不明な金額に見えてきません?

  • タルシル📖ヨムノスキー

    デフォルト危機が迫る日本の財政を立て直すべく総理がとった政策は、社会保障費と地方交付金を削減し、支出を半分にしようというもの。一時期職場で日本の経済状況について徹底的に叩き込まれたので、この物語が単なる想像で書かれてはいないことはある程度はわかっているつもり。でもその頃、そしてちょっと前までは「まぁなんとかなるでしょ」とお気楽に構えていた。しかしこのコロナ騒ぎで国民全員に一律十万円支給するという。もちろんお金が頂けるのはありがたいけど、このお金がどこから出ているのかと考えると、なんだか背筋が薄寒くなる。

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