MINAMATA NOTE 1971‐2012 私とユージン・スミスと水俣

石川武志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784805110041
ISBN 10 : 480511004X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
追加情報
:
174p;25

内容詳細

目次 : 出会い/ 水俣病とは/ 宝子たち/ 写真/ essey 私とユージンと水俣(「お手伝い」の始まり/ 東京での暗室作り/ 初めての水俣行き/ 水俣での暮らし/ 暗室作業/ フィルムと印画紙 ほか)/ 年譜―ユージン・スミスと水俣

【著者紹介】
石川武志 : 1950年愛媛県生まれ。1971〜74年ユージン・スミスのアシスタントとして水俣を取材。1975年渡米、以後フリーランスとなる。1978年シルクロードの取材を期にアジアの祭りや民族、宗教、遺跡などを取材。1980年インドでガンジス河巡礼の取材を開始。1982年インドのトランスジェンダー社会「ヒジュラ」の取材を開始。1987年ハイチのブードーやブラジルのカンドブレなどを取材。2008年再び水俣の取材を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まると さん

    胎児性水俣病の子の母親は「私が食べた毒を全部この子が背負って生まれてきた。だから弟妹が無事元気で生まれてこれた。我が家の宝子ですたい」と言い続けた。娘を抱いて入浴させる慈愛に満ちた母親を著者は「救済のために現れた菩薩のよう」と述懐する。ユージン・スミスは、物言えぬ少女を何度も撮影しながら「私の写真にはあなたの乙女心や魂の叫びが写っていない。深い心の奥の声を描くことができていない」と号泣したという。著者の写真を見る限り、そんなことはない。患者に寄り添って撮った写真からは、力強いメッセージが確実に届いてくる。

  • やまやま さん

    ユージンを被写体にした写真も多く、映画で何度も使われていたように思える。水俣の患者さんの40年後の姿を見るに、障害と老いの違いが表面的には際立たなくなり、ご健勝ぶりに今後とも幸あれと願う一方、困難な時代の長さに圧倒される。偶然に原宿でユージンに声をかけ、写真好きの好奇心から関りを深く持ったことであるが、スミス夫妻や上村智子さんたちの個人的事情など、今回この写真集で驚いたことしきりである。また、チッソ城下町での生活ぶりは何となく知ったつもりになっていたが、原発事故と同じで、未知のことがたくさんある。

  • takao さん

    ふむ

  • ゆかり さん

    ユージン・スミス写真集に続き、図書館予約。弟や妹が元気に生まれたのは、水俣病の弊害を一身に背負って生まれてきたこの子のおかげ、「宝子」と話す母に胸をつかまれる。この親子を初め、ユージンさんが感じた物語(=存在)を必死に伝えようとしているのがわかる。水俣病の知識は社会科で公害の一つと学んだのみで遠い出来事であった。写真集から呼吸を感じた。SDGsを謳う今、きちんと知っておきたい。繰り返さないように。。。

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石川武志

1950年愛媛県生まれ。1971〜74年ユージン・スミスのアシスタントとして水俣を取材。1975年渡米、以後フリーランスとなる。1978年シルクロードの取材を期にアジアの祭りや民族、宗教、遺跡などを取材。1980年インドでガンジス河巡礼の取材を開始。1982年インドのトランスジェンダー社会「ヒジュラ

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