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オトナの片思い

Ira Ishida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758434072
ISBN 10 : 4758434077
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

眠れぬ夜に想い焦がれ、一目逢うだけで胸がふるえる。男と女は、いつも恋を探し続ける…石田衣良「フィンガーボウル」、栗田有起「リリー」、;伊藤たかみ「からし」、山田あかね「やさしい背中」、三崎亜記「Enak!」、大島真寿美「小さな誇り」、大崎知仁「ゆっくりさよなら」、橋本紡「鋳物の鍋」、井上荒野「他人の島」、佐藤正午「真心」、角田光代「わか葉の恋」の全十一編。いまをときめく実力派作家たちが紡ぎ出す、それぞれの「想い」のカタチ。贅沢な恋愛アンソロジー、待望の文庫化。

【著者紹介】
石田衣良 : 1960年、東京都生まれ。成蹊大学卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。99年、連作短編をまとめた同名の単行本を出版。2003年『4TEENフォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞を受賞

栗田有起 : 1972年長崎県生まれ。名古屋外国語大学外国語学部英米語学科卒業。2002年『ハミザベス』で第26回すばる文学賞受賞。著書に『お縫い子テルミー』(第129回芥川賞候補作)、『オテルモル』(第131回芥川賞候補作)、『マルコの夢』(第133回芥川賞候補作)、『蟋蟀』など

伊藤たかみ : 1971年兵庫県生まれ。95年早稲田大学政治経済学部在学中、「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」で第32回文藝賞を受賞しデビュー。2000年『ミカ!』で第49回小学館児童出版文化賞、06年『ぎぶそん』で第21回坪田譲治文学賞を受賞、同年『八月の路上に捨てる』で第135回芥川賞を受賞する

山田あかね : 東京都生まれ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業。テレビ制作会社を経て、1990年よりフリーのディレクターに。ドラマの脚本、演出、ドキュメンタリーなどの演出を数多く手がける。1995年に小説「終わりのいろいろなかたち」で文學界新人賞奨励賞を受賞する。2003年、『ベイビーシャワー』で第4回小学館文庫小説賞を受賞

三崎亜記 : 1970年、福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。2004年、「となり町戦争」で第17回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。同作で第133回直木賞候補となる。著書に『バスジャック』『失われた町』(第136回直木賞候補作)『鼓笛隊の襲来』(第139回直木賞候補作)、『廃墟建築士』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ

    タイトルが直球ど真ん中、期待通りの短編集。角田光代さん、伊藤たかみさんなど、読み慣れた作家さんはもとより、以前一作だけ読んで、以来縁がないと思ってた、三崎亜紀さんも良かった。オトナの恋は、ただでさえシンドい。まして片思いは。

  • ❁かな❁

    有名作家さん達11名による恋愛アンソロジー*私は5名の作家さん以外は初読みでしたが甲乙つけ難いくらい、どのお話も良かったです♪「オトナの片思い」がテーマなので切ないものから、大人だからこそ踏み出さないでその片思いを楽しむようなのもあり、色々楽しむことができました♪片思いってわけではなく可愛い恋の始まりみたいなのもあります♡お気に入りは伊藤たかみさん「からし」三崎亜記さん「Enak!」大崎知仁さん「ゆっくりさよなら」大島真寿美さん「小さな誇り」橋本紡さん「鋳物の鍋」角田光代さん「わかばの恋」。お気に入り♡

  • masa@レビューお休み中

    上質な恋愛小説。節度を保ちながら、ほのかに灯る蝋燭の火のような想いを大切に囲む。そんな消えそうで消えない大人の恋の色香が漂ってくる。クスッと笑みがこぼれるようなお話、悔やんでも悔やみきれない積年の想い、恋することが臆病になったことへの気づき…。大人になったからこそ味わう感情であり、体験できる想いというものがあることに気づく。それは、恥ずかしいことではない。閉じこもることでもない。『オトナの片思い』は、いつでもすることができる。扉はいつだって開いて待っている。その扉に気づくか、気づかないかは自分次第なのだ。

  • Satomi

    大人の恋愛、恋模様を綴った11人の作家さんによる贅沢なアンソロジー。大人は厄介だ。経験があり過ぎる…素直に好きとは言えない。現状を維持する方が楽だと計算が働く。それでも胸を奥がキュンとなりザワザワと何かが少しずつ蠢き出す。結婚してなかったらここから恋が始まるんだろうな…というフトとした瞬間に少しときめいたり切なくなったり…。 私は今幸せだと言い聞かせ色んな気持ちを押し殺す…笑。

  • 巨峰

    ボーイミーツガールいくつになっても。大人の片想いをテーマに11人の作家さんが競演。性の生々しさまで進まない話ばかりなので、返って各作家さんの個性が出たかも。短いけど、読み応えある短編が多かったです。

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