Product Details
ISBN 10 : 4480093486
Content Description
日本とはどんな国なのか、なぜ米が日本の歴史を解く鍵なのか、通史を書く意味は何なのか。きわめて枢要でありながらも、これまであまり語られてこなかった興味深い問題の数々。先鋭的な現代日本史学の泰斗、網野善彦、石井進が、古代律令制から明治時代に至るまでを、エキサイティングに、そして縦横無尽に語りつくす。対談形式のため、高度な内容であるにもかかわらず、読者にも理解しやすく、読み進むにつれ、この日本という国の真の姿が眼前に立ち現われてくる。今までイメージされてきた国家像や、定説とされていた歴史観に根本的な転回を迫る衝撃的な書。
目次 : 第1章 通史を書く意味/ 第2章 なぜ「米」なのか/ 第3章 支配者はなぜ「米」に固執するのか/ 第4章 天皇と「米」/ 第5章 「百姓=農民」は虚像か/ 第6章 倭国から日本へ―国号の問題/ 第7章 農本主義と重商主義/ 第8章 差別・被差別はどこからくるか/ 第9章 歴史のつくる虚像―まとめ
【著者紹介】
網野善彦 : 1928‐2004年。東京大学文学部国史学科卒業。日本中世史専攻
石井進 : 1931‐2001年。東京大学文学部国史学科卒業。日本中世史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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樋口佳之
読了日:2018/12/16
みのくま
読了日:2021/11/18
kaz
読了日:2019/06/03
naof
読了日:2011/11/12
ぼっせぃー
読了日:2024/02/03
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