人付きいあは苦手だけど、やはり人の温もりに触れるとその温かさを共有し、また他の人にも分けてあげたい。人の感情の移り気がとても良く表れている作品だと全体を通じて感じます。今回は、ひなちゃんとふりだしにもどっちゃうところが一番クスってできました。

母が元々好きで読んでいます。14巻はあまりシビアな描写はなく、穏やかな話が比較的多かった様に思えます。そして表紙が個人的にとても気に入ってます。

圧倒的な人気を誇るこの作品ですが、やはりこの巻もとてもおもしろかったです。涙なしには読むことができませんでした。

この作品を読めてよかった・・・ 心からそう思える漫画が世の中にどのくらいあるか。 ふだん漫画を読まない、そんな知人にも自信を持って薦められる素晴らしい作品です。 先を早く読みたい、だけど読み終わりたくない、そんな気持ちに共感してくださる方もおおいハズ。

限定版についている手帳は、マンスリースケジュールとメモがメインです。この巻でも、具体的な内容にはふれませんが、いろんな登場人物の背景を窺い知ることができますし、最後の出店のシーンなどでは希望を感じることができます。

こういうマンガを読むことが出来てしあわせ。「マンガの神様」ありがとう。もちろん羽海野先生へも海より深く感謝…。

将棋では主人公とその師匠が共に敗北を喫する巻なのですが、それが漫画としての内容の暗さに直結せず、むしろ清々しい気持ちで読み終えられたのは様々な人物に焦点が移り変わっていくこの作品ならではなのかなと思いました。

ひなへのいじめ問題に対して一筋の希望が見えたのがよかったです。次巻では零が遂にあの人と対局するみたいで…。

後半で判明するひなに対する同級生のいじめ。ひなが号級の中で発したある言葉が零を救うという展開は新鮮でした。

全ての登場人物が片思いという設定が逆に支持を集めた人気コミックの第１巻。はぐを始めとした数人のキャラクター設定が少し現実離れした感もあるが、二次元の世界なのでそれもありか。少女マンガなので男性にはきつい絵柄かも。