読書間奏文 文春文庫

藤崎彩織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167918163
ISBN 10 : 4167918161
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
追加情報
:
198p;16

内容詳細

友だちとうまくいかなくなった時、恋人と別れた時、どうすればいいのか、いつも本が教えてくれた。村上春樹「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」、宮下奈都「羊と鋼の森」、吉田修一「パレード」、西加奈子「サラバ!」…。大切な本を通して、人生のターニングポイントとなる瞬間を切り取った、瑞々しい初エッセイ。

目次 : 犬の散歩/ 皮膚と心/ もし僕らのことばがウィスキーであったなら/ パレード/ 羊と鋼の森/ コンビニ人間/ 妊娠カレンダー/ 火花/ ぼくは勉強ができない/ サラバ!/ 花虫/ 武道館/ 詩羽(しいは)のいる街/ 悪童日記/ 空っぽの瓶(ボトル)/ フェミニズム批評/ グレート・ギャツビー/ 夏の夜/ ひとりの時間

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Good Tomorrow さん

    本はいつもそばにいてくれた。人生を本が守ってくれたと語る。著者はSEKAI NO OWARIのsaoriさん。生活や仕事、出産の体験を交え、寄り添ってくれた本を紹介する。読書感想文風エッセイ。まっすぐで読みやすい、誠実で優しさを感じる文章。本を通して自分の気持ちや体験を整理して、自分と向き合う。読書時間が多くなると、内向きで内省的、自分の繊細さが嫌だなと思うことがあるけど、この本はそんな気持ちも素直にさせてくれる。本が好きでよかった。

  • Mark X Japan さん

    邦楽は疎いので、著者が有名なグループのメンバーであることを知らずに購入しました。書店でタイトルに惹かれて手に取って、目次を見て強く惹かれました。本文をパラパラ見たら、引用が絶妙で、購入を決めました。目次は大切とよくいわれています。タイトルも同じ位大切だと実感した一冊です。このタイトルでなければ手に取ることもなかった一冊でした。内容や構成も、企画倒れではない立派なものでした。☆:4.0

  • あ さん

    高校生のときにどハマりしたセカオワとこのさおりさんが同じ人なのだろうか、まあ同じ人か、と思った。言葉を大切にしている感じはわかっていた。さおりさんはキーボード担当と書かれてしまうことが多々あったけど、バンドの中ではピアノを担当するミュージシャンなので、それは誤った説明なのである。それと同じで、「わたし」と「あたし」だって別の人間を指すことになってしまう。他の本を読んでこなかったけど、面白かったから読んでみようかなと思った。私は文庫本派なのだけど、単行本がたくさん並んでいる風景にわくわくする気持ちはおんなじ

  • coldsurgeon さん

    読書・本を通じて、著者の人生の軌跡を振り返るエッセイ。本とともに、生活の彩があることが分かる。読書することにより、人生が大きく変わるわけではないが、心が激しく動く時、凪の海のように静かな心に気づく時も、本は傍にあったおうだ。

  • メル さん

    私には最高なエッセイ Saoriちゃんの子供の頃から母親になるまでの様々な苦しい感情が、自分と重なる部分が多くて自分の中にストンと入ってきた 色々な小説の一節と共にエピソードが綴られていてとても興味深くて、1話ずつ大切に読んでたけど一気読みしてしまった〜 執筆に5年かかったという小説『ふたご』、今更興味が湧いたので読んでみたい

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藤崎彩織

1986年大阪府生まれ。2010年、突如音楽シーンに現れ、圧倒的なポップセンスとキャッチーな存在感で「セカオワ現象」と呼ばれるほどの認知を得た四人組バンド「SEKAI NO OWARI」では“Saori”としてピアノ演奏とライブ演出、作詞、作曲などを担当。研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデ

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