Product Details
ISBN 10 : 4061983954
Content Description
二十六歳で渡仏、絵を燃やして暖をとる貧しい修業生活を経て、神秘的な「乳白色の肌」の裸婦像が絶賛を浴びる“エコール・ド・パリ”時代の栄光。一方故国日本では絵の正当な評価を得られぬ煩悶と失意から、やがてフランスに帰化、異郷に没した藤田。本書は一九四〇年以前に書かれた随筆から、厚いベールに包まれた画家の芸術と人生を明かす作品を精選、さらに未発表の貴重な二作を発掘収録する。
目次 : 1 エコール・ド・パリ(1917〜1929)(私というもの/ 日本を離れて初めてパリへ ほか)/ 2 彷徨の日々(1929〜1941)(外遊二十年/ メキシコを顧みて ほか)/ 3 文化と芸術(アトリエ漫語/ 中国との文化的接触の道程 ほか)/ 4 私の生い立ち・夢の中に生きる―未発表ノートより(私の生い立ち/ 夢の中に生きる)
【著者紹介】
藤田嗣治 : 1886・11・27〜1968・1・29。画家。東京生まれ。東京美術学校卒。1913年渡仏。“エコール・ド・パリ”を舞台に名声を博し、ピカソ、モディリアーニ等と交友。29年帰国。以後、南北アメリカ諸国、中国、またパリへと旅行。戦争中は戦争画を数多く描き戦後画壇の批判を浴びる。50年、日本との訣別を心に期し渡仏、55年、フランスに帰化。57年、レジオン・ドヌール勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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NAO
読了日:2016/09/01
井月 奎(いづき けい)
読了日:2015/12/12
A.T
読了日:2022/09/15
A.T
読了日:2022/08/13
白義
読了日:2018/10/22
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