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ISBN 10 : 4582768105
Content Description
フランスと日本の美術界の第一線で活躍したが、戦争に翻弄された藤田嗣治。二十年近い海外生活より日本に定住した一九三三年から、戦争画に注力する四一年までのエッセイを集める。軍部の派遣による中国戦線取材に関連する文章、壁画「秋田の行事」につながる日本海側へのまなざし、日本画と自作の関係についての叙述など、創作の秘密を自ら記した貴重な文献が甦る。
目次 : 1 独仏戦争/ 2 日支事変/ 3 南米展望/ 4 画嚢/ 5 世界漫歩/ 6 雑記帳/ 7 世界の女性
【著者紹介】
藤田嗣治 : 1886年東京生まれ。東京美術学校卒業。1913年に渡仏。第一次世界大戦中も欧州に残留し、ピカソ、モディリアーニ、スーティンらと交流。独自の「乳白色の下地」を確立し、名声を得る。29年に日本に一時帰国。その後中南米や北米を彷徨し、33年より日本に定住する。日中戦争、太平洋戦争中は戦争をテーマとした絵画を数多く手がける。戦後の49年に離日し、ニューヨークを経て、50年にパリに帰還。55年にフランス国籍を取得。57年にレジオン・ドヌール勲章オフィシエ章を受章。68年にチューリッヒで没する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kurupira
読了日:2019/08/24
zaqyassun
読了日:2020/03/01
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