雲をつかむ少女

藤野恵美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062193986
ISBN 10 : 4062193981
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
210p;20

内容詳細

みんな雲=クラウドの向こうで、つながっている。『ハルさん』で啓文堂書店文庫大賞を受賞した著者が贈る最新作は、“リアル”と“ネット”をめぐる群像劇。

【著者紹介】
藤野恵美 : 1978年、大阪府堺市に生まれる。大阪芸術大学卒業。『ねこまた妖怪伝』で、第2回ジュニア冒険小説大賞を受賞。父と娘の日常を描いた一般向けミステリ『ハルさん』(創元推理文庫)で2013年に啓文堂書店文庫を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のんき さん

    連作短編集。インターネット、SNSって怖いです。犯罪に巻き込まれることもあるし、イジメに関係したりします。SNSでは、悪い人もなかには参加しています。でも、逆に知らない人と親しくなれたり、助けられたり、励ましてもらえたりします。世界中の情報も見れます。わからないことも、検索すればすぐ答えがわかります。自分の世界が広がります。たとえ今落ち込んでいても、雲の向こうには青空があるんだよって元気がもらえる作品でした。

  • 真理そら さん

    「雲」は目次のデザインが示すように「クラウド」の意味。SNSやゲームとの距離感に悩む少年少女を中心にした8編からなる連作短編集。2015年の作品なのでこの時代に比べて現在はさらに状況が変化している。第3話「純平」は少年少女の親世代でネット草創期を思い出している場面がある。ダイヤルアップ接続時のビービーガガーという音を思い出して懐かしかった。

  • ゆみねこ さん

    YAジャンルの本です。これは小学校高学年からの若い皆さんやその親御さん、お祖父ちゃんお祖母ちゃん世代と幅広く読んでいただきたい1冊ですね。リアルとネットを考えさせてくれました。

  • えりこんぐ さん

    中学生向き?なのかな。スラスラ読めるけどすごくいい内容じゃないか? SNSやネットと付き合いざるを得ない現代の子供たち。それでもリアルな言葉や行動はとても大事だよって教えてくれる一冊です( ´ ▽ ` )

  • あおでん@やさどく管理人 さん

    自分たちが小中高生だった頃が、ちょうどネットの過渡期だった。自分たちが小さい頃は一部の人しか使えなかったネットやSNSが、今では世界中で使えるようになっている。それはつまり、社会と同じで色々な人がいるということ。マナーやルールが必要になってくる。ただ、それよりも大事なのは、なるべく早いうちに「世の中には自分と考えや文化が違う人もたくさんいる」という認識を持ってもらうことだと思っている。連作短編という形でネット社会に生きる様々な人の考えを知ることができ、文体もやさしいので、特に中高生にはおすすめ。

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人物・団体紹介

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藤野恵美

1978年大阪府堺市生まれ。大阪芸術大学卒業。現在、大阪芸術大学客員准教授。2004年『ねこまた妖怪伝』で第2回ジュニア冒険小説大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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