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百舌落とし 下 集英社文庫

Go Osaka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087443592
ISBN 10 : 4087443590
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan

Content Description

元議員殺害を皮切りに続く事件と、現場に残された百舌の羽根。捜査を進めるうちに浮かび上がってきたのは、軍事技術の極秘開発が疑われる、とある研究機関だった。その背後には政財界の大物たちの姿が見え隠れする。百舌事件と彼らの関係を明らかにしようとして、次々と凶弾に倒れる関係者たち―。果たして百舌の正体は。そして真の黒幕はいったい誰なのか。百舌シリーズ、ここに完結。

【著者紹介】
逢坂剛 : 1943年東京生まれ。80年「暗殺者グラナダに死す」で第19回オール讀物推理小説新人賞を受賞。86年に刊行した『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。2014年、第17回日本ミステリー文学大賞、15年『平蔵狩り』で第49回吉川英治文学賞を受賞。20年、「百舌」シリーズ完結時に第61回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 鍵ちゃん

    元議員殺害を皮切りに続く事件と、現場に残された百舌の羽根。捜査を進めるうちに浮かび上がってきたのは、軍事技術の極秘開発が疑われる、とある研究機関だった。その背後には政財界の大物たちの姿か見え隠れする。百舌事件と彼らの関係を明らかにしようとして、次々と凶弾に倒れる関係者たち。果たして百舌の正体は。これが百舌の完結か。もう殺しまくりで、大事な人まで死ぬのは辛いが、これが百舌の面白い所かもしれない。でも美希が実は一番したたかなだったのではと思う。

  • stobe1904

    【MOZUシリーズ完結】30年以上にわたり楽しませてくれたシリーズが完結した。防衛装備に関する疑惑と暗躍する百舌を追う大杉と美希たちの構図はこれまでと同じ。大事に味わいながら読み進んめるつもりだったが、スピートアップする後半は読む手が止まらず一気に読み終えてしまった。いつかこの大好きなシリーズを最初から読み返してみたい。次はイベリアシリーズを読み継ぐ予定。★★★☆☆

  • ぶんぶん

    【図書館】百舌シリーズ、遂に完結! しかし、長かったなあ・・・流石の逢坂剛も知力を使い果たしたかの感がヒシヒシと感じられる。 武器輸出の流れも有耶無耶に終わり、殺し屋・百舌も殺し合いの結果、総崩れ。 最後にしてはこじんまり終止符を打つといった感じ。 もっと、巨大な悪に立ち向かう姿を期待したのだが、最後は「〇〇」だったとは。 とにもかくにも完結した、これで良かったと思う。 思えば「百舌」シリーズは全3巻で良かったのではとつくづく思う、長く書き過ぎた気がする。 著者の長すぎた苦労に敬意を表したい。

  • ぴ〜る

    終わってしまった。結果納得いくようないかないような少々モヤっとした感じで長いシリーズがいちお完結。いつどこでどんな風に現れるかわからない百舌はまた違った形で舞い降りてくるのだろうか。。。

  • えいなえいな

    これで百舌シリーズもおしまいだと思うと感慨深いものがあります。なんだか続きがありそうなラストでしたが、さすがにこの展開では難しいでしょうか。そんなまさかという展開で続いてきたシリーズだけに分かりませんが。なかなかこんな緊張感のあるシリーズはないので、終わってしまって残念です。

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