いけない

道尾秀介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163910512
ISBN 10 : 4163910514
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
追加情報
:
251p;20

内容詳細

騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。

『向日葵の咲かない夏』の原点に回帰しつつ、驚愕度・完成度を大幅更新する衝撃のミステリー!

第1章「弓投げの崖を見てはいけない」
自殺の名所付近のトンネルで起きた交通事故が、殺人の連鎖を招く。
第2章その話を聞かせてはいけない」
友達のいない少年が目撃した殺人現場は本物か? 偽物か?
第3章「絵の謎に気づいてはいけない」
宗教団体の幹部女性が死体で発見された。先輩刑事は後輩を導き捜査を進めるが。

どの章にも、最後の1ページを捲ると物語ががらりと変貌するトリックが……!
ラストページの後に再読すると物語に隠された本当の真相≠ェ浮かび上がる超絶技巧。
さらに終章「街の平和を信じてはいけない」を読み終えると、これまでの物語すべてがが絡み合い、さらなる真実≠ノ辿り着く大仕掛けが待ち受ける。

「ここ分かった!?」と読み終えたら感想戦したくなること必至の、体験型ミステリー小説。

ユーザーレビュー

総合評価

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各章ごとに最後に写真がありその写真で真実...

投稿日:2021/04/11 (日)

各章ごとに最後に写真がありその写真で真実がわかるという趣向の物語。いまいちよくわからないというかすっきりしない結末。刑事が事件にかかわっているという話は秀逸。

watatak さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    道尾 秀介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。厭謎ミス連作短編集、雰囲気は楽しめましたが、完全に理解出来ていません。再読しないと『いけない』⇒原則再読しません。オススメは、『その話を聞かせてはいけない』でした。『馬珂』という名前は、日本社会で非常に生き辛い名前です。

  • bunmei さん

    一つ一つの事件にかかわる人々が絡み合い、最後の章で全てを回収していく、道尾秀介さん得意の連作サスペンス。自殺の名所『弓投げ崖』での交通事故をベースにしながら、別々の事件が展開し、3章までは❓が残ると思います。しかし、その各章の終わりに掲載れている1枚の写真こそが、本編の謎解きのヒントになっているので、見落としにご用心!まんまと筆者に騙されていたことに気づかされ、4章に繋がります。多分、二度読みしてみるとスッキリするかもしれません。そして、第4章では、これらの全ての事件が繋がりを見せて、謎が明かされます。

  • ウッディ さん

    自殺の名所と知られる「弓投げの崖」を過ぎたトンネルで起こった1件の交通死亡事故を発端に蝦蟇倉市で起きた殺人事件、誰が死んで、誰が犯人なのか、真相を避けながら不穏な雰囲気で進むストーリーが道尾さんらしい。そして、1枚の絵で明らかになる驚きの真実。ミステリー好きには面白いのかもしれないが、物語自体に魅力がないためか、仕掛けが複雑すぎるのか、オチがわかった後のスッキリ感が少ないのが残念でした。こんな風にこの本をけなすのも「いけない?」

  • 青乃108号 さん

    読んだけど。道尾秀介。部分的には好きな部分もあったにはあった。しかしながら、わざわざ、この様に故意に解りにくい、物語をしたて上げるその神経が、俺には解らない。しかも最後に写真ときた。小説は文字で表すものであって、最後に写真を一枚、ポンって貼って、これで終わりです、解ったでしょう、え、解らなかった?もう一回読んでみます?最初から。気に入らない。やっぱり好きではない。道尾秀介。金輪際、読まない。

  • うっちー さん

    うーん。ひねり過ぎ

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人物・団体紹介

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道尾秀介

2004(平成16)年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。’07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、’09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、’10年『龍神の雨』で大薮春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞、’11年『月と蟹』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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