CBDC 中央銀行デジタル通貨の衝撃

野口悠紀雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784104329076
ISBN 10 : 410432907X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
229p;20

内容詳細

「デジタル人民元」は世界通貨になるのか?「市中銀行」はついに崩壊するのか?国家が送金情報を把握する?取り残されるのはアメリカと日本?ゼロから理解する「デジタル通貨」時代の新常識!

目次 : 第1章 リブラが口火を切ったデジタル通貨/ 第2章 CBDCの仕組みと必要性/ 第3章 デジタル人民元は大きな脅威となる/ 第4章 中央銀行デジタル通貨は社会の基本を変える/ 第5章 ビットコイン創始者は「国の管理から自由な通貨」を求めた/ 第6章 「デジタル円」の前に立ちはだかる厚い壁/ 第7章 パラダイムの転換に成功した社会が未来を拓く/ 終章 デジタル通貨時代に向けての5つの提言

【著者紹介】
野口悠紀雄 : 一橋大学名誉教授。1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学ファイナンス研究科教授などを歴任。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書『情報の経済理論』(東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、吉野作造賞)、『ブロックチェーン革命』(日本経済新聞出版社、大川出版賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • suma2021 さん

    CBDCの基礎知識と国内外情勢をひとまとめに書かれた書。CBDCについて銀行預金減少の問題とプライバシー問題は理解できたが中銀の通貨発行独占の是非は正直あまり理解できなかった。導入すれば様々な産業で生産性も向上すると思うが、国内においては銀行預金問題に出揃ったキャッシュレス事業者との兼ね合いから導入は難儀なことは推測できる。また充分行き届いている現金社会とオーバーバンキングもあり導入への課題は山積みだ。反面外部脅威としてデジタル人民元との兼ね合いで導入せざる得ないこともあり得る。舵取りが困難なことは納得

  • takao さん

    ふむ

  • Ryota さん

    図書館本を借覧。銀行のビジネスモデルと貨幣経済に関する基礎知識は求められるものの、CBDCの入門書として最適。 CBDCは銀行預金を介さなくてもお金を人に渡せる魔法の通貨だという表現が面白い。また、日本のキャッシュレスは手数料高すぎで普及しないので、手数料無料化を基本としたビジネスモデルとすべきという提言が興味深い。筆者が1940年生まれというのも衝撃。学者はすげー

  • ハマのプー さん

    ある程度知識を持っている人向けかな? ちょっと読むのに難儀しました。日本の生産性低下が叫ばれる中、デジタル円に手を抜いていると大変なことになるよという啓蒙の書。電子マネーやQR決済とは影響力が全く違うことが良く分かる。

  • カン さん

    中央銀行のデジタル通貨とビットコイン等のパブリックな仮想通貨の違いが分かった デジタル人民元が運用されると中央銀行が危ない? 日本もデジタル通貨の運用を先取りしたい

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野口悠紀雄

1940年、東京生まれ。63年東京大学工学部卒。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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