江戸東京実見画録 岩波文庫

長谷川渓石

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003357712
ISBN 10 : 400335771X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
298p;15

内容詳細

明治天皇の江戸城入城から貧民のうちこわしまで、急速に移り変る幕末維新の江戸の様子を描きだす風俗誌。作者・長谷川渓石(一八四二‐一九一八)は、作家・長谷川時雨の父親である。国芳の住いを描いたものなど貴重な画を含む。五二図を収録。

目次 : 至尊の御入城/ 明治一、二年頃の官吏の姿/ 逮部の市中巡羅(邏)/ 官軍の隊長と彰義隊の隊長/ 西丸大手前(の供待)/ 将軍の御成/ パリスの登城/ 諸大名の老中廻り/ 町家の出火/ 丸の内同〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    江戸と東京、御一新の狭間に生きた著者が自分の見聞を図と文で描いた一冊。個人的にはこういう古老の体験談みたいなの大好きなので、どれもこれも興味の惹かれない所は無かったほど。全体的には東京の風俗よりも、江戸の世の思い出に重きを置いた感じだった。それも刑場のあれこれや処刑の様子から、物売りの掛け声、風呂屋の情景から将軍の御成りまで非常に幅広く収められている。それに添えられた注釈も微に入り細に入りして、どれもこれも参考にならないものはなく実にありがたい。読みながら遠い世に思いを馳せる事の出来る本でありました。

  • saga さん

    江戸末期から明治初期にかけての、将軍・天皇から貧民・罪人までの風俗を、あの歌川国芳に師事して得た腕で描き残した長谷川渓谷と、その画を津波から守り残した娘であり女流作家でもあった長谷川時雨の功績は大きい。渓谷の画は、細密画ではないが、画題の特徴をよく捉えている。本書解説にもあったが、それぞれの画に書かれた説明文を活字に起こし、短文で解説する進士・花咲両氏の力量も称賛に値する。

  • やいっち さん

    仕事があまりに暇で、車中で読了。浮世絵などでは見られない江戸の風俗画と短文の説明文。

  • なにょう さん

    弘化年代は、「かりんとう売り」とこはだの鮨売りが、行商の双璧であった。p137.ぱらとめくったら出てきた文言。なんじゃこりゃ、面白そうだから手に取る。★殿様が江戸城に登城する間、家来はとうしていた?堀端で座って待っていた。雨の降る日はさぞ難儀したろう。悪い事したらどうなる?叩かれたり、手に鎖をつけられたり、ひどいと打ち首や磔に。刺青を入れられることも。子供や非人や娼婦は実際どうだった?★長谷川渓石さんがのちのちの人にもわかるように幕末から明治初年の様相を絵と文言で書き留めたものに専門家の解説がつく。

  • シンドバッド さん

    注解無くしては読めないし、その注解が適切とくれば、文句なく読める。長谷川時雨の実父 渓石の画録。

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