ネメシス 4 講談社タイガ

降田天

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065234860
ISBN 10 : 4065234867
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
追加情報
:
240p;15

内容詳細

天狗伝説が残る土地で、ブランド鮭養殖場の社長が海に転落死。怪しさは残るが殺人の証拠は一切出ない。探偵事務所ネメシスは警察も手をこまねく事件の調査に乗り出す!探偵・風真は身分を偽り、怪しげな一族が待ち受ける現場に一人赴くが、天狗の仕業としか思えない奇怪な事件が頻発し!?ネメシス社長栗田の秘密に迫る小説オリジナル「探偵Kを追え!」も収録のシリーズ第四弾!

【著者紹介】
降田天 : 萩野瑛(主にプロット担当)と鮎川颯(主に執筆担当)の共同ペンネーム。『女王はかえらない』で第13回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。2018年「偽りの春」(『偽りの春 神倉駅前交番狩野雷太の推理』所収)にて、第71回日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 麦ちゃんの下僕 さん

    ドラマ版第5話の原作である「父が愛した怪物」と、スピンオフ「探偵Kを追え!」の2話収録。降田天さん(←共同ペンネームだったとは!)は初読み。「父が愛した〜」は、天狗伝説が残る地で鮭養殖場を営む父親が溺死した天久家に、風真が単独で潜入調査する話…ですが、まぁなんというか…全編すべりまくりのユーモアミステリーというか…とにかく風真の“迷推理”が痛すぎます(苦笑) 一方、皆さんも書かれている通り、今回もスピンオフの方がはるかに面白かったですね!ツッコミどころはあるものの、テンポの良さと意外な展開が魅力的でした!

  • 雪紫 さん

    読んでる途中の叫び「めっちゃ話変わっとるがな(イメージCVドラマ版大垣千明)」近くにいた姉「いいじゃん楽しめて」。まあ、確かに。いつもと違い書籍発売前にドラマ放映ケースの天狗サーモン殺人事件。まさかの三兄弟以外容疑者総取り替えだよ! これはこれで違いを楽しめて面白いけど。前も思ったけど、小説オリジナルはhullでやらないのが不思議。・・・まさかのどシリアスですわ。

  • さっちゃん さん

    四冊目はドラマ第五話と小説オリジナルが一編。今回は小説オリジナル作品のほうがちゃんとミステリしていて面白かった。ドラマとは違いがあるので視聴済みでも楽しめるけれど、やはりドラマ前に読みたかったなぁ。発売日が放送日より後なのは、ちょっとう〜んという感じで残念。でも、アンナの父にまつわる謎が少しずつ真相に近づいてきて、今後の展開がますます楽しみになったきた。

  • Kanonlicht さん

    ここまで読んできて、どの作家もドラマの脚本協力で書いた1話目よりも、2話目のスピンオフのほうが個性が出ていて良作なのが興味深い。設定などに余計な気をつかう必要がないからだろうか。2話目は自由に書いていいからという条件で各作家がこの仕事を引き受けたんじゃないかと邪推してしまう。

  • キナコ さん

    やっと続編を読了。三巻までのやりとりよりも、ややシリアスな感じですね。風間と栗田が依頼を受ける基準とする、アンナの父に関して少しずつ情報が出てきた感じです。また、ドラマというとこもあってか、前作のキャラクターも少なからず登場してくるのは楽しいかと。後半に向けて一気に物語が展開しそうな予感です。

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