Books

まともバカ そもそも始まりは頭の中 だいわ文庫

Takeshi Yoro

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479320630
ISBN 10 : 4479320636
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

計画通りに物事がすすむことが「当たり前」になりつつある現代社会。何事も「ああすればこうなる」という予測のもと行動する。しかし、病や死、天災など思い通りにならない現実に直面したとき、うろたえる人間がそこにいる。「当たり前」が「当たり前」でなくなるとき、どう生きていくべきか?現実とは、世界とは、何であるか?解剖学の第一人者が「脳」からひもとく人間の生きざま。

目次 : 第1章 脳の中に住む人間(ヒトを見る目/ ヒトの構造/ 自分を知る)/ 第2章 「現実」は現実か(女性と子どもが割を食っている/ 脳の中にないものは存在しない/ 「現実感」の持ち方)/ 第3章 無意識の表現(人工化の波/ いま身体が欠けている)/ 第4章 「まとも」が遠のく(かけがえのないもの/ 一周遅れのランナー人生)

【著者紹介】
養老孟司 : 1937年、鎌倉市生まれ。1962年に東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。1989年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • きょん

    なんと自分が新人だった頃に仕事でかかわった講演会でのお話しが含まれている本だった。感慨深い!その時から言われていた、生老病死(自然)が忌むべきものとなり、それらを徹底的に排除し都会化された日本。この世界は脳で考えたものを表出させたもので、身体感覚が全く失われた世界。まさに今のメタバース、バーチャルリアリティを言い当てている。本当に求めているのは身体の動き、生の、一筋縄ではいかない自然を受け止めること。こうやってズバズバと理科系の方に論理的に解説してもらうとすんなり腑に落ちるんだよなぁ。

  • はな

    脳は何かを現実と認める存在。章のタイトルを見返し、そういう意味かと。 わたしの現実 そのものだけにこだわる必要はないのかもなど、めぐらせながら読む。 好き嫌いはバイアスなのか。 学問っておもしろい。

  • Mマジパン

    養老孟司先生の講演集。お名前を見ると買ってしまう自分には困ったものだ。例によって題名(編集者が考えた?)からは中身がわからない。しかし平易な語り口で独特のギャグにフフフと笑いながら読み進めると、だんだんわかってくる(ような気がする)。巻末の初出一覧でどんな聴衆に向けたものか知ってから読むと理解しやすいと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items