Product Details
ISBN 10 : 4569851398
Content Description
「子どもは本来『自然』に近い存在である」と考える解剖学者が、都市化が進んだ現代の子どもが幸せになる教育について、四人の識者と真摯に語り合う。医療少年院で非行少年の認知能力の低さに愕然とし、子どもの認知能力の向上に努めてきた宮口幸治氏。インターネットで「正しい育児法」を追いかける親を心配する、小児科医の高橋孝雄氏。国産初の超電導MRIを開発し、子どもの脳の大規模研究を行なってきた小泉英明氏。生徒が自分で野菜を育て、机や椅子も作る学校、自由学園の高橋和也氏。子どもと本気で向き合ってきた経験から紡ぎ出される教育論。
目次 : 第1章 「ケーキが切れない子ども」を変える教育とは(宮口幸治×養老孟司)(本当に困っている子どもは病院に来ない/ ケーキを三等分できない子どもたち ほか)/ 第2章 日常の幸せを子どもに与えよ(高橋孝雄×養老孟司)(違和感にいち早く気づくことが仕事/ 親には、本能的に「子どもの心を読み取る力」が備わっている ほか)/ 第3章 子どもの脳についてわかったこと(小泉英明×養老孟司)(まことしやかな「神経神話」/ 子どものころから「測る」ことが好き ほか)/ 第4章 自分の頭で考える人を育てる―自由学園の教育(高橋和也×養老孟司)(自由学園での講演で話したこと/ 外面的な成功ではなく、人間としての成長を願う学園 ほか)
【著者紹介】
養老孟司 : 1937年、鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。89年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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あすなろ
読了日:2022/03/07
きみたけ
読了日:2023/10/23
南北
読了日:2022/10/21
けんとまん1007
読了日:2022/12/11
とよぽん
読了日:2023/03/25
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