Books

日本の歪み 講談社現代新書

Takeshi Yoro

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065314050
ISBN 10 : 4065314054
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

この社会の居心地の悪さはどこからきたのか?「考えたくなかった」戦後日本の論点を徹底討論!

目次 : 第1章 日本の歪み/ 第2章 先の大戦/ 第3章 維新と敗戦/ 第4章 死者を悼む/ 第5章 憲法/ 第6章 天皇/ 第7章 税金/ 第8章 未来の戦争/ 第9章 あいまいな社会/ 第0章 地震

【著者紹介】
養老孟司 : 1937年神奈川県生まれ。解剖学者。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。東京大学医学部教授退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。東京大学名誉教授。京都国際マンガミュージアム名誉館長。著書に『からだの見方』(筑摩書房、第11回サントリー学芸賞)『バカの壁』(新潮新書、第57回毎日出版文化賞)ほか多数

茂木健一郎 : 1962年東京都生まれ。脳科学者。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学大学院客員教授。著書に『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞)、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞)ほか多数

東浩紀 : 1971年東京都生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『観光客の哲学』(ゲンロン、第71回毎日出版文化賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • tamami

    『訂正する力』の東さんと、折に触れて目にする後のお二人の対談集。多岐にわたる論題の中で、天災、取りわけ大地震が歴史を変える、ということが言われたり、戦争における残虐さや自殺攻撃のことはどの国にもあるとされたり、明治維新における市井の人々の生きる上での価値観の大転換が話題になったりと、さらっと話されていることの中に、見過ごしてしまいそうなことが多く示され、強い興味を惹かれる。一方で、家制度が解体され地域の繋がりが希薄になり、人間関係を学ぶ場所が学校しかない等との指摘もあるが、それだけでは歯がゆい思いが残る。

  • ころこ

    「ゲンロンカフェ」で鼎談を行っていたが、その時の再構成ではなくて、新たに鼎談を行っている。「歪み」とは批判の言葉だが、「歪み」を一方的に批判するのではなく、受け止めて考えることに意義がある。なぜならば、その「歪み」は自らのものなのだから。一見すると素朴にみえる3世代の鼎談は、左派・右派に分かれて政治化した現在の論壇には成し得ない。社会の分断が進んで、双方で「正しさ」を追求することの危うさを、ヨーロッパ知性の代表であるカントの定言命法を二人称の不在として逆転して指摘してみせる。「だで・ある」と「です・ます」

  • Roko

    『書く日本語と話す日本語が違うことを教育課程できちんと教えるべきだと、昔から思っています。しゃべるように書いてはダメだし、書いたまましゃべってはダメなんです。意図的に使い分けられるようになると、みんなもっと日本語が上手くなるはずです。国会答弁がまさにそうですよね。』こういうことを考えていきながら、日本の困ったところが色々と明らかになっていきます。日本では当たり前と思っていることが、とんでもないことだらけだって気づくところから始めなければいないという所が、深刻だなぁ。

  • 小太郎

    歪みと言うより、今の日本の居づらさとか居心地の悪さを3人でテーマ別に雑談している内容。日本の歪み、先の大戦、維新と敗戦、死者を悼む、憲法、天皇、税金、未来の戦争、あいまいな社会、地震の10章の分かれています。年代も立ち位置も違う3人のアプローチは成程と考えさせられる内容でした。結構新しいニュース入っていてタイムリーな部分も読ませます。一番驚いたのが養老先生が大地震が起きて日本が崩壊してしまうと中国の属国になって生きていくしかないんじゃないと言い切ってる所。ホントかな?★3

  • ハチ

    自分みたいな社会、政治、歴史音痴には入りやすかった。 年表数直線の長い養老さんが、爺さんとして物差しの立ち回り。物理、認知、憲法、芸術など乱れ打つ茂木さんの強引なFW。東さんが解像度の高い社会科学的批評を加えてくれ、気楽に読めたが、日本の現状はやはり暗いなあ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items