Public Design新しい公共空間のつくりかた

馬場正尊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784761513481
ISBN 10 : 4761513489
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;19

内容詳細

パブリックスペースを変革する、地域経営、教育、プロジェクトデザイン、金融、シェア、政治の実践者6人に馬場正尊がインタビュー。マネジメント/オペレーション/プロモーション/コンセンサス/プランニング/マネタイズから見えた、新しい資本主義が向かう所有と共有の間、それを形にするパブリックデザインの方法論。

【目次】
新しいパブリックをデザインするために。
馬場正尊
Chapter 01 行政に頼らず、まちを経営する
木下 斉
Chapter 02 子どももまちも豊かにする保育園
松本理寿輝
Chapter 03 新しい関係性をつくるプロジェクトデザイン
古田秘馬
Chapter 04 気持ちを投資する21世紀の資本主義
小松真実
Chapter 05 自由に形を変えるクリエイティブファーム
田中陽明
Chapter 06 行政は最大のサービス産業である
樋渡啓祐

著者

馬場正尊
建築家/Open A代表/東京R不動産ディレクター/東北芸術工科大学准教授
1968年生まれ。早稲田大学大学院建築学科修了後、博報堂入社。早稲田大学大学院博士課程へ復学、雑誌『A』編集長を務める。2003年建築設計事務所Open Aを設立し、建築設計、都市計画まで幅広く手がけ、ウェブサイト「東京R不動産」を共同運営する。近著に『RePUBLIC 公共空間のリノベーション』(学芸出版社)など。

木下斉
一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事。1982年生まれ。高校時代より早稲田商店街の事業に参画。2009年一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンスを設立。まちづくり会社の設立、自主財源事業による地域経営、公民連携事業を推進する。

松本理寿輝
まちの保育園代表/ナチュラルスマイルジャパン株式会社代表取締役。1980年生まれ。2010年ナチュラルスマイルジャパン株式会社を創業。2011年「まちの保育園 小竹向原」、2012年「まちの保育園 六本木」、2014年「まちの保育園 吉祥寺」を開園。

古田秘馬
プロジェクトデザイナー/株式会社umari代表。2005年株式会社umari(ウマリ)設立。山梨県・八ヶ岳南麓「日本一の朝プロジェクト」、市民大学「丸の内朝大学」、農業実験レストラン「六本木農園」など、数多くの地域プロデュース・企業ブランディングなどを手がける。

小松真実
ミュージックセキュリティーズ株式会社代表取締役。1975年生まれ。2000年ミュージックセキュリティーズ株式会社を創業。インディペンデントなアーティストの活動を支援するしくみとして音楽ファンド事業を開始する。現在は純米酒の酒蔵、スポーツチーム、地域再生、被災地支援等300本超のファンドを組成する。

田中陽明
co-labクリエイティブディレクター/春蒔プロジェクト株式会社代表取締役。1970年生まれ。2003年よりクリエイター専用のシェアード・コラボレーション・スタジオ「co-lab(コーラボ)」を設立。2005年春蒔プロジェクト株式会社を設立。

樋渡啓祐
樋渡社中CEO/前佐賀県武雄市長。1969年生まれ。総務庁(現総務省)入庁。2006年佐賀県武雄市長選に立候補、当時史上最年少の36歳で当選。8年8カ月の在職中に、市民病院の民営化、図書館の民間委託、官民一体型の教育など、革新的な政策で注目を集める。

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ヒデミン@もも さん

    大学の図書館。生涯学習。金融から保育まで、すごく参考になった。馬場正尊さんの他の本をチェック。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    最近知り得た、木下斉氏の地域経営談義が目を引く(Ch.01)。氏の経験からすると、まちづくりとは、不動産価値の向上という(24頁)。私はソフト面の組織や制度の重要性を思うが、資金面やハードも重要なことは言うまでもない。まちづくりとはマネジメントである(29頁〜)。これは御意。 氏の認識は、お金は構造ということ(39頁)。マネジメント:責任ある数名が迅速決定、成果への合理的選択、結果責任を負う(43頁)。他、武雄市の図書館は空間を味わいにやってくる市民で有名だ(190頁)。

  • 月雪 花那 さん

    課題の参考になりました。

  • しん・かんかん さん

    R不動産の馬場正尊が行政に依存しない新しい公共に取組む人々と対談(あ、樋渡は行政か)。キーワードは6。マネジメント、オペレーション、コンセンサス、プランニング、マネタライズ(収益化)、プロモーション。当たり前っちゃ当たり前だが、マネタライズが新鮮だ。考えればこの国は資本主義。資本主義っちゃピュリタニズム。著者は資本主義再構築のヒントを探る。対談相手は、木下斉、松本理寿輝、吉田秘馬、小松真実、田中陽明、樋渡啓祐。皆著者より年下。しかもこの順番が若い順。馬場より年上の僕はどこまで現実を受け入れられるか。

  • Moloko さん

    本書で言う「Public Design」を実践しているとされる6人との対談を載せたもの。ここでのデザインは具体的なモノやアイデアやシステムを作りあげるというもので、マネジメントや収益化や合意形成等々の民間やNPOらしい手法をその6人が自分達なりの使い方で公的な価値や空間に関係した事業を行っていることを紹介している。事例集なので理論形成が目的ではないのは承知だし、持続的な経営ができるNPOや公益的な企業が重要だと思うが、その手法がどこまで通じるかの分析がないと公的なものはそれらでいかようにも出来そうに読める

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