化石少女と七つの冒険

麻耶雄嵩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198656003
ISBN 10 : 4198656002
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
追加情報
:
320p;20

内容詳細

名門学園の裏手には、大きな大きなクスノキがある。縁結びの木と親しまれるその傍に、生徒の遺体が三つ…。学園の事件あるところ、化石オタクのお嬢様まりああり。まりあ率いる零細古生物部に加わった怪しい一年生。お嬢様探偵のお供にされつづけた男子部員の禁断の秘密。はたまた、いかがわしい新入生探偵まで登場。怪しさ倍増の果てに、予測不能の結末が!

【著者紹介】
麻耶雄嵩 : 1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の91年に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビューを果たす。2011年、『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞と第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。15年『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    本格ミステリ、もっと突き詰めて定義するならば、名探偵物というジャンル・世界観への愛に溢れながらも、ミステリであることには拘らない同人作品的な独自路線は相変わらず。個々の作品をミステリとして読んだ時の出来は正直微妙。意図的に解決時まで伏せられている情報があったりするので、読者が謎解きに参加することは不可能。そこには重きをおかず、描写の端々で、徐々に大きく膨らむ違和感を、時系列に沿って追うことに主目的がある。すべてが成功しているとはいえないが、最終章での崩しの美学は流石。さらに続きも書いて欲しい。

  • starbro さん

    麻耶 雄嵩は、新作中心に読んでいる作家です。かなり以前に読んだ「化石少女」シリーズ第二弾、青春ユーモアミステリ、化石美少女探偵物語、連作短編集でした。こんなにへんてこりんな部活と殺人事件の多い高校はありません(笑) https://www.tokuma.jp/book/b622467.html

  • 麦ちゃんの下僕 さん

    『化石少女』の続編。前作のネタバレがありますし、そのネタバレの内容が今作でも重要な意味を持ちますので、2作連続で読むことをオススメいたします。京都の名門高校・ペルム学園の「古生物部」部長・神舞まりあは3年生に、部員でまりあの“従僕”である桑島彰は2年生に。そして“ある事件”をきっかけに、1年生の高萩双葉が入部。“◯◯探偵”まりあ&“◯◯ワトソン”彰の関係に高萩が加わって、とんでもない“三位一体”が誕生した!?…それにしても、前作を含め2年間で一体何人が死んだのでしょう?この学園、よく存続できてますね(笑)

  • 雪紫 さん

    「おいおいおいおい。麻耶さんやりやがったよ(白目)😱😱😱」。しれっと前作をネタバレしたその上で、さらなる暗黒へと誘っていく。思い返すと前作は全体(趣向)のために個(事件)を捨てるとこがあったけど、これは引きずったせいで個を捨てるとこがあまりないという・・・。前作との違いが浮かんだり、まりあ先輩が掘り当てた新種の化石誰かの捏造じゃないの?とか思ってたわたしの頭、マジでお花畑!!!好きなのは「化石女」「三角心中」「禁じられた遊び」。誰かコナンかはじめちゃんか木更津呼んでー(ただしメルはノーセンキュー)!

  • オーウェン さん

    まさか続編が出ようとは思わなかったが、よく考えるとまりあは高2だった。 そこで高3の古生物学部のまりあと見守り役の彰の活動を描く。 毎章ごとに起こる殺人事件だが、それをまりあは解決しようとするが、なんとか彰は阻止しようと画策。 これは前作で彰は殺人を行っているので、感づかれないためなのだが。 このホームズとワトソンの関係に、新入部員として高萩が加わる。 この意味が最後の章で明らかになる。 中盤で起きる違和感のせいで、この章だけがという驚きを感じられる。 「禁じられた遊び」というタイトルが実に恐ろしい余韻。

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人物・団体紹介

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麻耶雄嵩

1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の’91年、島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎各氏の推薦を受け、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。2011年『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞

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