考える人・鶴見俊輔 FUKUOKA Uブックレット

黒川創

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863290877
ISBN 10 : 486329087X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
91p;21

内容詳細

狂気を沈めたリベラル。戦後思想の巨人を縦横に語る―福岡ユネスコ・トークライブ。

目次 : 行動する人・鶴見俊輔(原発反対デモで思い出すこと/ 核にまつわる記憶/ 「昼の時間」と「夜の時間」/ ハンセン病と関わる ほか)/ 書く人・鶴見俊輔(二つの光源から/ ホムンクルスとしての「書く人」/ 最初の出会い/ 狂気を沈めたリベラル ほか)/ 対談 鶴見俊輔を語る

【著者紹介】
黒川創 : 1961年京都府生まれ。作家

加藤典洋 : 1948年山形県生まれ。文芸評論家、早稲田大学国際教養学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fonfon さん

    福岡ユネスコ協会主催の講演会「考える人 鶴見俊輔」の記録化である薄いブックレットですが、非常に充実していて、鶴見俊輔とは何者なのか、が目配りよく解る仕掛けになっています。私にとっての新しい発見は、「退行計画」に関連して紹介された、橋本峰雄による鶴見俊輔の「宗教性」への言及。「鶴見の仕事は一見クリアであるものをクリアでないところに引き下し、解体することであった」「退行し、退行し、退行する。その果ての『死とのとりまぜ』。「退行計画に現れている宗教性とは、死者らしい寛大さで、物事を幾重にも誤解すること」

  • Bartleby さん

    鶴見さんの文章でも「かるた」から「退行計画」までの一連の作品が特に好きで、でもそれがなぜなのかよく説明できないでいた。お二人の説明のおかげで、そうした「夜の時間」の思想に惹かれる理由が少し理解できた気がする。そしてそれが分かった分だけ、その思想をうちに抱えながらも「昼の時間」には人々の前に出続けた鶴見さんの凄さを改めて感じることもできた。

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黒川創

作家。1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境“完全版”』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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