2014年エリザベート王妃国際音楽コンクール〜声楽
上位入賞者たちの記録。歴代の受賞者たちの演奏も収録
ディスク1は上位入賞者による決勝のライヴ。第1位のホワン・スミのドニゼッティの演奏はおどろくべき完成度。他の演奏もどれも表情・個性豊かです。
ディスク2は、エリザベート王妃国際音楽コンクールが行っているユニークな試みで、6名の音楽教育を受けている学生が、第1次予選から本選までのすべての演奏に密したうえで、最終の順位に関係なく選んだ優れた演奏が収められています。
ディスク3は、1992年から2011年までの声楽部門の中のハイライトをおさめた1枚。現在世界で活躍している歌手の若き日の貴重な記録です。(キングインターナショナル)
【収録情報】
Disc1:『上位入賞者第1位〜第6位』
● ドニゼッティ:騎士はその熱いまなざしに〜歌劇『ドン・パスクァーレ』よりノリーナのアリア
● モーツァルト:神よ、あなたにお伝えできれば K.418
ホワン・スミ(Hwang Sumi) 第1位、ソプラノ、韓国
● モーツァルト:なんと美しい絵姿〜歌劇『魔笛』よりタミーノのアリア
シャオ・ユ(Shao Yu) 第4位、テノール、中国
● ブリテン:イリュミナシオン op.18より『都市』『断章』『古代』
キアラ・スケラート(Chiara Skerath) 第6位、ソプラノ、スイス
● ムソルグスキー:『死の歌と踊り』より『子守歌』
サラ・ローラン(Sarah Laulan) 第3位、メゾ・ソプラノ、フランス
● ラロ:Puisqu' on ne peut flechir - Vainement, ma vien aimee〜歌劇『イスの王』よりミリオのアリア
シャオ・ユ(Shao Yu) 第4位、テノール、中国
● マスネ:Suis-je gentille ainsi?-je marche sur tous les chemins-Profitons bien de la jeunesse〜歌劇『マノン』よりマノンのアリア
パク・イェサン(Park Hyesang) 第5位、ソプラノ、韓国
● ビゼー:いつあなたを好きになるかって?〜恋は野の鳥〜歌劇『カルメン』よりカルメンのアリア
サラ・ローラン(Sarah Laulan) 第3位、メゾ・ソプラノ、フランス
● R.シュトラウス:6つの歌 op.17より『セレナード』
パク・イェサン(Park Hyesang) 第5位、ソプラノ、韓国
● バーンスタイン:Glitter and be Gay(着飾って浮かれましょ)〜『キャンディード』よりクネゴンデのアリア
ジョディ・デュヴォー(Jodie Devos) 第2位、ソプラノ、ベルギー
● ドヴォルザーク:月に寄せる歌〜歌劇『ルサルカ』よりルサルカのアリア
キアラ・スケラート(Chiara Skerath) 第6位、ソプラノ、スイス
● マーラー:『さすらう若人の歌』より『私の胸の中には燃える剣が』
サラ・ローラン(Sarah Laulan) 第3位、メゾ・ソプラノ、フランス
● アルバン・ベルク:『7つの初期のリート』より『ナイチンゲール』
● R.シュトラウス:『4つの最後の歌』より『夕映えの中で』
ホワン・スミ(Hwang Sumi) 第1位、ソプラノ、韓国
ロラン・ベール指揮、モネ交響楽団
録音:2014年(ライヴ)
Disc2:『De Zes / Les SIX』
1. メンデルスゾーン:イスラエルよ、聞け〜『エリヤ』 op.70より
ダニエラ・ゲルステンマイヤー(Daniela Gerstenmeyer) 入賞、ソプラノ、ドイツ
2. シューベルト:魔王 D.328
ザン・ユアン(Yuan Zhang) メゾ・ソプラノ、中国】
3. シューマン:二人の擲弾兵〜ロマンスとバラード第2集 op.49より
レヴェンテ・パル(Levente Pall) 入賞、バス、ハンガリー
4. シューベルト:若い尼僧 D.828
シェヴァ・テオヴァル(Sheva Tehoval) 入賞、ソプラノ、ベルギー
5. シューベルト:夜と夢 D.827
ダニエラ・ゲルステンマイヤー(Daniela Gerstenmeyer) 入賞、ソプラノ、ドイツ
6. アイヴァー・ガーニー:もっとも聖なる夜
スザンナ・ハレル(Susanna Hurrell) ソプラノ、イギリス
7. ラフマニノフ:夢〜6つの歌 op.38より
ユー・ハンスン(Yoo Hansung) 入賞、バリトン、韓国
8. ラフマニノフ:春の水
ホワン・スミ(Hwang Sumi) 第1位、ソプラノ、韓国
9. ショスタコーヴィチ:子守歌〜ユダヤの民族詩より
サラ・ローラン(Sarah Laulan) 第3位、メゾ・ソプラノ、フランス
10. バルトーク:セーケイ族のラッシュー〜20のハンガリー民謡より
エモケ・バラート(Emoke Barath) 入賞、ソプラノ、ハンガリー
11. R.シュトラウス:ひそやかな誘い〜4つの歌 op.27より
キム・スン・ジク(Kim Seung Jick) 入賞、テノール、韓国
12. ユン・イサン:Gopunguisang
パク・イェサン(Park Hyesang) 第5位、ソプラノ、韓国
13. ドビュッシー:出現
ジョディ・デュヴォー(Jodie Devos) 第2位、ソプラノ、ベルギー
14. プーランク:セー
シェヴァ・テオヴァル(Sheva Tehoval) 入賞、ソプラノ、ベルギー
15. レスピーギ:霧
キアラ・スケラート(Chiara Skerath) 第6位、ソプラノ、スイス
16. ベッリーニ:こうして私は晴れの衣裳を着せられ・・・ああ! いくたびか ああ! いくたびか〜歌劇『カプレーティとモンテッキ』よりジュリエッタのアリア
エモケ・バラート(Emoke Barath) 入賞、ソプラノ、ハンガリー
17. プッチーニ:ご主人様、お聞きください〜歌劇『トゥーランドット』よりリューのアリア
ホワン・スミ(Hwang Sumi) 第1位、ソプラノ、韓国
18. ヴェルディ:花から花へ〜歌劇『椿姫』よりヴィオレッタのアリア
パク・イェサン(Park Hyesang) 第5位、ソプラノ、韓国
ロラン・ベール指揮、モネ交響楽団(1,17,18)
キムラ・ヨリカ(ピアノ:2)、ニノ・パヴレニシヴィリ(ピアノ:3,5)
ダニエル・ブルーメンタール(ピアノ:4,14)、トマス・ホッペ(ピアノ:6,10,16)
フィリップ・リガ(ピアノ:7)、ヨナス・ヴィトー(ピアノ)
ナタナエル・グイン(ピアノ:9)、パク・ヒョンジン(ピアノ:11,12)
ダニエル・トナール(ピアノ:13)、ミヒャエル・グイド(ピアノ:15)
録音:2014年(ライヴ)
Disc3:『声楽部門 25年のあゆみ』
1. ビゼー:セギディーリャ〜歌劇『カルメン』よりカルメンのアリア
イサベル・ドゥルエ(メゾ・ソプラノ/2008年第2位)
2. マスネ:Je suis encore tout etourdie 〜歌劇『マノン』よりマノンのアリア
ホン・ヘラン(ソプラノ/2011年第1位)
3. ドリーブ:若いインドの娘はどこへ〜歌劇『ラクメ』よりラクメのアリア
アガ・ウィンスカ(ソプラノ/1988年第1位)
4. ドリーブ:Lakme, ton doux regard se voile 〜歌劇『ラクメ』よりアラカンタのアリア
ティエリー・フェリックス(バリトン/1992年第1位)
5. モーツァルト:ああ、私には感じる〜歌劇『魔笛』よりパミーナのアリア
オルガ・パシフニク(ソプラノ/2000年第3位)
6. モーツァルト:なんと美しい絵姿〜歌劇『魔笛』よりタミーノのアリア
トーマス・ブロンデル(テノール/2011年第2位)
7. ドヴォルザーク:月に寄せる歌〜歌劇『ルサルカ』よりルサルカのアリア
ルバーナ・アル・クンタル(ソプラノ/2000年第5位)
8. チャイコフスキー:青春は遠く過ぎ去り〜歌劇『エフゲニ・オネーギン』よりレンスキーのアリア
マリウス・ブレンシウ(テノール/2000年第2位)
9. チャイコフスキー:森よさようなら〜歌劇『オルレアンの少女』よりジャンヌのアリア
ベルナデッタ・グラビアス(メゾ・ソプラノ/2008年第3位)
10. チャイコフスキー:Da, vspomnila… Podrougui milye おぼえているかしら、私のいとしい人〜歌劇『スペードの女王』よりポーリーヌのアリア
マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト/2000年第1位)
11. ドニゼッティ:昔パリスがしたように〜歌劇『愛の妙薬』よりベルコーレのアリア
ステファン・ソルタース(バリトン/1996年第1位)
12. ドニゼッティ:さあ受け取って、私のおかげであなたは自由よ〜歌劇『愛の妙薬』よりアディーナのアリア
イヴォナ・ソボトカ(ソプラノ/2004年第1位)
13. プッチーニ:さようなら、あなたの愛を呼ぶ声に〜歌劇『ボエーム』よりミミのアリア
クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス(ソプラノ/1992年第5位)
14. ベッリーニ:親しい友よ〜今日という日はなんと澄み切っているのでしょう〜歌劇『夢遊病の女』よりカヴァティーナ
アナ・カメリア・ステファネスク(ソプラノ/1996年第2位)
15. ヴェルディ:夏のそよ風吹く上を〜歌劇『ファルスタッフ』よりナンネッタのアリア
エレーヌ・ギユメット(ソプラノ/2004年第2位)
16. ヴェルディ:おお子供たちよ〜ああこの父の手は〜歌劇『マクベス』より
サボルクス・ブリックナー(テノール/2008年第1位)
17. ロッシーニ:ひどい運命よ!〜歌劇『アルジェのイタリア女』よりイザベッラのアリア
マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト/2000年第1位)
モネ交響楽団
大野和士(指揮:1,9,16)、カルロ・リッツィ(指揮:2,6)
シルヴァン・カンブルラン(指揮:3)、マルク・スーストロ(指揮:4,5,7,8,10-15,17)