CD 輸入盤

『ワルツの革命〜モーツァルト、ランナー、シュトラウス1世』 アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697914112
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ニューイヤー・コンサートの起源はモーツァルト?
「ワルツは19世紀のヨーロッパ社会の進化を映す鏡である」(アーノンクール)


巨匠ニコラウス・アーノンクール待望のニュー・アルバムは、『ワルツの革命』というややショッキングなタイトルの2枚組。ヨハン・シュトラウス2世によって19世紀後半のウィーンで完成を見たワルツの源流をたどるという、アーノンクールらしい企画といえます。
 「ニューイヤー・コンサートの起源はモーツァルトだ!」と言わんばかりに、ディスク1ではモーツァルトの舞曲が最初に取り上げられ、それにヨハン・シュトラウス1世の作品が続きます。ディスク2では、「ワルツの始祖」とも称されるヨーゼフ・ランナーの作品を。アーノンクールがこれまでウィーン・フィル、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウなどと手がけてきたシュトラウス一家の録音からも想像できるように、聴きなれた甘いワルツや軽妙なポルカの常識を打ち破る革新的な演奏解釈によって、ワルツの意外な側面が浮き彫りにされます。
 史上初!? オリジナル楽器オーケストラ、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによるオーセンティックなワルツとポルカ演奏。実演ではベートーヴェンまで取り上げているコンツェントゥス・ムジクスですが、いきなり時代が飛んで19世紀のオーケストラ曲を手掛けているというのも大きなポイントです。
 ニューイヤー・コンサートの定番『ラデツキー行進曲』は、通常の版ではなく初稿版で演奏されています。これはアーノンクールが出演した2001年のニューイヤー・コンサート冒頭で披露し、聴衆を驚かせた作品でもありました。
 モーツァルトの『6つのドイツ舞曲K.571第6番』は、アーノンクール最後の日本公演の最終日のアンコールで演奏され強い印象を残した曲です。(SONY)

【収録情報】
CD1
モーツァルト:
・コントルダンス K.603〜第1曲
・コントルダンス K.609〜第1曲
・コントルダンス ハ長調 K.609〜第4曲
・6つのドイツ舞曲 K.571

ヨハン・シュトラウス1世:
・ラデツキー行進曲(初稿)
・第1ケッテンブリュッケ op.4
・Schafer-Quadrille op.217
・パリの謝肉祭 op.100
・パガニーニ風ワルツ op.11

CD2
ランナー:
・サヴェリオ・メルカダンテによるパ・ド・ヌフ
・憧れのマズルカ op.89
・ハンス・ユルゲル・ポルカ op.194
・マラポウ・ギャロップ op.148a
・ワルツ『魔女のダンス』 op.203
・バレエ『コルゾ・ドナーティ』〜行進曲
・チェリート・ポルカ op.189
・狩りのギャロップ op.82
・ワルツ『シェーンブルンの人々』 op.200

 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス(オリジナル楽器使用)
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

総合評価

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ニコラウス・アーノンクール指揮、ウィーン...

投稿日:2024/02/22 (木)

ニコラウス・アーノンクール指揮、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏で収録されたCDで、ワルツの革命と題された物。 ワルツが流行る前に流行していたコントルダンスから、ワルツを芸術に発展させた2人の作曲家までを、取り上げた内容で、一枚目の前半はモーツァルト、後半はシュトラウス1世、2枚目はランナーというもの。 バロックや古典派音楽のディスクが多いアーノンクールで、シュトラウスやランナーは珍しいイメージがあるが、ワーナーにシュトラウスのアルバムを数枚残す他、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでも振る等アーノンクールはシュトラウスとその周辺の作曲家の作品の録音を残していたりする。 選曲ではラデッキー行進曲が原典版だったり、ランナーの珍しい作品が入っていたりと学術的なアーノンクールらしい仕様となっており、これはオリジナル楽器を使った演奏と言う点でも同じ。 演奏はなかなか良いと思う。 モーツァルトの演奏がアーノンクールらしい刺激のある演奏であるのはもちろんの事、ランナー、シュトラウスも躍動感のある演奏であり楽しく聴ける。 録音は2011年であり、音質自体はとても良い。

レインボー さん | 不明 | 不明

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演奏は最高だが、もう少しモーツァルトを取...

投稿日:2014/11/05 (水)

演奏は最高だが、もう少しモーツァルトを取り上げてくれたらよかったというのが正直な感想。ランナーやシュトラウス父の曲を繰り返し聴くのはしんどい。ただラデツキー行進曲の初稿はおもしろく聴けた。

akiapple さん | 大分県 | 不明

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爛熟の前の音楽、この手のCDは興味はあっ...

投稿日:2012/05/30 (水)

爛熟の前の音楽、この手のCDは興味はあってもマニアックすぎて買ってから後悔することも多いのですが、これは違いました。 高級食材とはいえないが、腕によりをかけて客(あるいは指揮者演奏家自身に?)にふるまっているという趣を感じました。 曲そのものを味わうにはよい演奏という評を目にすることがありますが、得てして蒸留水のようで味気ないことも多いのですが、これはその対極かと思います。 録音も私には十分でした。 予約でポイント10倍のときに注文しなかったのを後悔しています。(笑) 2枚で100分、曲が曲だけに詰め込むよりはよいのではないでしょうか? 心情的には★5つです。

manmansaru さん | 神奈川県 | 不明

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