『ロッシーニへのオマージュ』　ラファエラ・グロメス、ユリアン・リーム、エンリコ・デラムボイエ＆ケルン放送管弦楽団

チェロでロッシーニ？！
美貌のチェリスト、ラファエラ・グロメス、ソニー・クラシカル第2弾！

2012年、ガルミッシュ＝パルテンキルヒェンにおいて開催された「リヒャルト・シュトラウス・フェスティバル」チェロ部門の覇者、ラファエラ・グロメスによるロッシーニ没150年のためのアルバム。
　ラファエラ・グロメスは、1991年ミュンヘン生まれ。4歳でチェロを学び始め、14歳でグルダのチェロ協奏曲を弾いてソリストとしてデビュー。ライプツィヒ音楽院で4年間、2010年からミュンヘンでウェン・シン・ヤンに師事し、ライハルト・ラツコ、ペーター・ブルンス、ダヴィッド・ゲリンガス、ヴォルフガング・ベッチャーにも学んでいます。「技術だけでなく、個性的な魅力を持つ勇気ある好奇心とエネルギー」とヨーヨー・マは絶賛しています。またソニー・クラシカルへのデビュー・アルバム「Serenata Italiana」では、「完璧なテクニックとイントネーション、高い集中度による、魅力的に仕上がった演奏」と高い評価を得ています。
　ロッシーニ没150年を迎える2018年11月、ロッシーニの歌劇などからのアリア、「音楽の夜会」などの名曲をチェロで演奏したもの。そしてマルチヌー、世界初録音となるオッフェンバックのロッシーニへのオマージュ作品を収録。見事なコロラトゥーラと深い抒情性をもった歌心を、チェロで見事に表現したロッシーニの作品。そして親しみのある表情と、深く響く音色によるオッフェンバックとマルチヌーの作品など、人の声のように様々な表現を描き出しています。（輸入元情報）（写真 輸入元提供）

【収録情報】
1. ロッシーニ：歌劇『ビアンカとファッリエーロ』より「あなたはわかっていない」（ユリアン・リーム編）
2. ロッシーニ：『音楽の夜会』より（いざない／ゴンドラの舟遊び／踊り）（ユリアン・リーム編）
3. ロッシーニ：『スターバト・マーテル』より「呻き、悲しみ」（ユリアン・リーム編）
4. マルチヌー：ロッシーニの主題による変奏曲 H.290
5. ロッシーニ：『老いの過ち』第10巻より「一滴の涙」（チェロとピアノ版）
6. オッフェンバック：：チェロと管弦楽のための幻想曲『ロッシーニを讃えて』
7. ロッシーニ：歌劇『チェネレントラ』より「悲しみと涙のうちに生まれて」（ユリアン・リーム編）

　ラファエラ・グロメス（チェロ）
　ユリアン・リーム（ピアノ：2-5）
　WDRケルン放送管弦楽団（1,6,7）
　エンリコ・デラムボイエ（指揮）

　録音時期：2017年5月2-5日、2018年1月2,3日、5月28日
　録音場所：ケルン、WDR、クラウス＝フォン＝ビスマルク・ザール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）