SACD 輸入盤

第1次世界大戦の苦悩から生まれたチェロ協奏曲集 イッサーリス、ベルリン・ドイツ交響楽団、タピオラ・シンフォニエッタ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA1992
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


戦争の影で
第1次世界大戦の苦悩から生まれたチェロ協奏曲集をイッサーリスが力演


SACDハイブリッド盤。スティーヴン・イッサーリスBIS第3弾は協奏作品集。作曲年代は異なりますが、いずれも第1次世界大戦を背景にしています。
 ブロッホの名作『シェロモ』は賢人ソロモン王を描いているものの、まさに第1次世界大戦中に作曲され、旧約聖書中伝道の書における果てしない絶望を表したともいわれます。
 イギリス近代作曲家ブリッジの『オーレイション』は1930年の作ながら第1次世界大戦の犠牲者への祈りとなっている暗く深い作品。イッサーリスとしては再録で、表現力の深みをさらに増しています。
 現役のピアニストでもあるスティーヴン・ハフの『孤独の荒野』はハーバート・リードの1919年出版の詩から題材を得た作品。およそ90年を経ながらも、第1次世界大戦への苦悩がまざまざと響いてきます。(キング・インターナショナル)

【収録情報】
・ブロッホ:ヘブライ狂詩曲『シェロモ』(1916)
・ブリッジ:悲歌的協奏曲『オーレイション』(1930)

 スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
 
 ベルリン・ドイツ交響楽団
 ヒュー・ウルフ(指揮)

・スティーヴン・ハフ:孤独の荒野(2005)

 スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
 タピオラ・シンフォニエッタ
 ガボール・タカーチ=ナジ(指揮)

 録音時期:2012年1月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

  • 01. Ernest Bloch Schelomo, Hebrew Rhapsody - Various Performers
  • 02. Frank Bridge Oration, Concerto Elegiaco - Various Performers
  • 03. Stephen Hough the Loneliest Wilderness - Various Performers

ユーザーレビュー

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タイトル”戦争の影に”の戦争は第一次世界...

投稿日:2018/04/25 (水)

タイトル”戦争の影に”の戦争は第一次世界大戦を指すと言う プロッホの”シェロモ”は戦時中に書かれている 当に戦争の影の中にあって心的影響を受けないはずがない ソロモン王を題材としたヘブライ音楽と解説されてきたから 戦争協奏曲の真影を見失っていた イッサーリスとウルフ&DSOBの激烈な演奏に接して唖然とした ブリッジの”オレイション”は単に演説・式辞ではなく”a funeral oration”=弔辞である 戦後10年を経ても戦禍に消えた霊に呼びかけずにはいられない魂の声を聴く チェロが泣いている ブリテンの師ブリッジの作品を聴く機会は極めて少ない もっと光を当てなければいけない作曲家だ 深い共感に裏打ちされた演奏に胸を突かれない人があろうか そして今世紀の作品が登場する ほぼ一世紀前の戦争を題材としたハフの”孤独の荒野”だ 戦時にリードが書いた詩から着想された作品 ある意味最も客観的で普遍的な戦争音楽と言える 同時に記号的で有り抽象的でもある しかし存外シンプルな構成で端的に主張が聞こえるとも言える 朋よ聴け あなたも如何   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

3

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