NeuN 6 ヤングマガジンKC

橋ツトム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065184851
ISBN 10 : 4065184851
フォーマット
出版社
発売日
2020年02月06日
日本
追加情報
:
192p;19

内容詳細

「同期」能力に目覚めたノインはナチスに捕らえられ、海上の隔離施設に監禁されていた。多数のナチス軍に囲まれた状況でありながらも、脱出を目論むノイン。一方、ノインを監視するナチス軍ではノインの「同期」能力により精神を破壊される者が続出していた。そこへ、被害にあった軍人達のケアをするべくカール・バウマンという青年医師が現れてーー?

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • thee birdmen さん

    ノインが『同期』という才能を開花させ、その能力を最大限に発揮し始めます。今巻は医師のバウマンとノインに反旗を翻したナオミの視点で描かれていて、フェイズが変わった印象。ナチスにより隔離された施設を脱出するために手段を選ばないノインの姿は主人公として描かれてきた前半の印象を大きく覆すものになっています。万能に見える同期の能力に綻びはあるのか?その発動条件、仕組みとは?面白過ぎて頭が真っ白になりました。

  • ぐうぐう さん

    ヒトラーのDNAを継ぐノインは、父と同期したという。そんなことが可能なのかとの問いにノインは「総統の意識は空間に伝染して大量に散らばっているからね」と答える。ヒトラーの思想が伝播し、ドイツを席巻した、それは比喩でもある。その比喩に則って、ノインの同期という能力のメカニズムも、忠実に実行されるのだ。雨が降る。ノインの意識を染み込ませたその雨は、濡れる者すべてを容赦なく変えていく。ヒトラーの子供であるがゆえに可能な、それは能力なのだ。

  • 毎日が日曜日 さん

    ★★★★

  • yom さん

    医学的見地から同期の謎に迫る。ラストのシーンはそういう事か。高橋ツトム版イングロリアス・バスターズ?

  • たこ さん

    ノインはどこに向かうのでしょう・・・ 「アウシュビッツの図書係」と偶然並行読みになったせいで、恐ろしさがひとしお。

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橋ツトム

1965年東京生まれ。89年『地雷震』でデビュー。現在週刊ヤングジャンプにて『スカイハイ「新章」』を好評連載中

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