CD 輸入盤

『ヴェルサイユの革命〜リュリ、ムファット、マレ』 バルトルド・クイケン&インディアナポリス・バロック管弦楽団

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573868
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴェルサイユの革命

もともとはイタリア人であったリュリですが、フランスでの活躍を機に、ジョヴァンニ・バッティスタから「ジャン=バティスト」とフランス風の名前に変え、1661年には国籍も取得。ルイ14世の宮廷楽長としてフランスの貴族社会を席捲しました。彼はダンサーとしても優れた才能があり、やはり踊り手であったルイ14世としばしば同じ舞台に立つために、数多くのバレエ=バレ音楽を作曲し聴衆を魅了、王と密接な関係を保つとともに自身の発言力も強めていったのです。王の寵愛を一身に受けたリュリは自らのオーケストラを結成し、ヴェルサイユ宮殿で行われる舞踏会での演奏を行うなど、17世紀の宮廷音楽に大革命を起こしました。代表作の一つである《ロラン》はリュリが確立した「抒情悲劇」の1曲であり、初演時から高い人気を獲得するとともに、周辺の作曲家たちに強い影響を与えた作品です。このアルバムで聴くことのできるムファットとマレの組曲からも影響は感じられます。バルトルド・クイケンは各々の曲の特徴を捉え、華やかな解釈を施しています。(輸入元情報)

【収録情報】
● リュリ:『ロラン』組曲 (1685)
● ムファット:『音楽の花束』第1巻 - 高貴なフィオレンティーナ (1698)
● マレ:『アリアーヌとバッキュス』 (1696)


 インディアナポリス・バロック管弦楽団
 バルトルド・クイケン(指揮、リコーダー)

 録音時期:2014年10月11-14日
 録音場所:USA、インディアナポリス大学、クリステル・デハーン・ファイン・アーツ・センター、ルース・リリー・パフォーマンス・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ユーザーレビュー

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 17世紀後半、ルイ14世の寵愛を受けたリュ...

投稿日:2021/03/06 (土)

 17世紀後半、ルイ14世の寵愛を受けたリュリはフランスバロック音楽に革命的な変革をもたらしたが、その晩年の音楽悲劇「ロラン」からの組曲と、その影響を受けたムファットとマレの組曲が収録されたCDである。3つともリュリが確立した堂々としたフランス風序曲で始まり、その後に各種の舞曲が続く。マレの組曲「アリアンヌとバックス」はリュリと同じく、長大で華麗なシャコンヌで終わる。3つとも曲の雰囲気がよく似ており、いかにも品が良く優雅であるが、ムファットはより国際的であり、マレはより典雅である。クイケンの指導を受けたアメリカのインディアナポリス・バロック・オーケストラはその3者の音楽の特徴を的確にとらえ、柔らかく落ち着いた澄んだ響きで見事に現代に再現している。

まさやん さん | 新潟県 | 不明

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