レーベルが「Sanctuary」か・・・。このレーベルから再発されるリマスター盤には毎回がっかりさせられますからね。

これは絶対買い！ｵﾌｨｼｬﾙCDの音質も最高だしﾌﾞｯｸﾚｯﾄ・装丁もパーフェクト！ SABBATH初心者の入門書にはこれをお勧めするね。ちまちまCDを買うより一気にﾄﾞｯﾌﾟﾘ暗黒の世界に浸ってほしい。「BLACK SABBATH」から「NEVER SAY DIE」を聞けばSABBATHをHEAVY METAL何てちんけなカテゴライズする事すら恐れ多く感じるだろうね。彼らこそROCK界唯一無二のオリジナレイター。

OZZY期のｵﾌｨｼｬﾙCD・Radio番組CDと各国ｳﾞｧｲﾅﾙｼﾞｬｹ掲載ﾌﾞｯｸﾚｯﾄ、型抜きしていないｷﾞﾀｰﾋﾟｯｸとｸﾘｻﾘｽ主催ﾊﾟﾗﾉｲﾄﾞﾂｱｰﾎﾟｽﾀｰの縮小版おまけ付きなる商品。 金額にもﾋﾞｯｸﾘだが、何といってもﾍｳﾞｨｰﾃﾞュｰﾃィなｸﾛｽﾎﾞｯｸｽが今回の売りと言える。商品内容（作りも含めて）の充実さから言えば「BLACK BOX」に軍配かなと思うが、何せでかいｸﾛｽﾎﾞｯｸｽがｻﾊﾞｽﾏﾆｱの心をくすぐったので。 Radio番組のCDなんて、ｻﾊﾞｽの歴史を知る意味では重要かもしれないけど退屈この上ない。OZZY期の各ｱﾙﾊﾞﾑ年代ごとの発掘LiveｺﾝﾋﾟﾚｰｼｮﾝなんてCDだったら、ﾌﾙﾚﾝｽじゃなくてもこの値段の価値はあるんだがね。 ﾌﾞｯｸﾚｯﾄにしても、各年代ごとのツアープログラムとかを編集した物だったら、その当時の息吹が感じられて食指が伸びるんだがなあ。かなり贅沢だけど。 「Black sabbath」「Master of　riality」「Vol.4」期のツアープログラムなんて、本当に貴重で未だ見たこと無いんだよね。SABBATHの作品は全て好きだけど、今、敢えてOZZY期作品の中で１アルバムあげるならば「SABOTAGE」。１曲あげるならば「Under the sun」。

ディスク２はなかなかいいです。 特にライブバージョンのMaster of Insanityに関しては、ライブの生々しい雰囲気が伝わってくるようです

Disc2の価値は資料的レベルをはるかに超越している。トニー・マーティンは「サバスを変える」とコメントして加入したものの、本作の楽曲はレイ・ギランを含むバンド編成ですでにほぼ完成していたことがよく分かる。各楽曲はレイの声域を前提に作られており、マーティンには申し訳ないがレイの方がハマッている。これではDisc1はお呼びでなく、現在もっぱら聴いているのはDisc2の方だ。この時期のアイオミのリフは最後の二拍に特徴があるが、ここでベース＆ドラムはもう少し刻んでいただきたかった。小回りの利かないギター・リフときめ細かいリズム・セクションの組み合わせこそ、サバスサウンドの真骨頂だと思う。 最後にパッケージについて苦言を一言。本作および「Seventh Star」は紙ジャケの下端に「DELUXE Edition」の帯ステッカーを貼り回した仕上げとなっている。コストダウンや資源保護の意図があるのは分かるが、デラックスを名乗るならもう少し贅沢な仕立てにしてほしい。

Disc2のインパクトは尋常ではない。パワフルな高域を持つレイ･ギランはロニーやグレン・ヒューズのヴォーカル・パートを軽々と歌いこなしていく。低域は決して得意でないにせよ一応こなしており、全体としては大変よくやったといえる。これならヒューズは必要ない。ただしバンドの総合力はおよそ満点とはいいがたく、音は薄めな印象。

音のレベルは相変わらず低め。 サバスのリマスターは、どうにもこうにも宜しくないね・・・。

レイ・ギラン音源がオフィシャルでリリースされるとのことで購入。 ブートに対抗して急ぎでリリースしたせいか音質はバラバラでイマイチ。 先にリリースされたブートの方がバランス、質が良く聴き易いでした。 ただ、流石にオフィシャル、曲によっては一皮向けた音を聞かせてくれます。 確かにトニー・マーティンと比較すると歌唱が異なるが、 基本的にはトニーがレイの歌唱を巧になぞったように感じます。

本当にこのアルバムは、BLACK SABBATH名義には全く沿いません。 しかし、１曲目の｢In For The Kill｣だけでも一聴の価値あり、です。 ボーナスの２枚目は、Bootlegで出回ったもののオリジナル音源（ですよね） なので、これのためだけに購入するのも価値ありだと思います。 それにしても、Tonyはヘロヘロ系のボーカルとよっぽど縁がある人ですね...

ディスク２の８曲目のAncient Warriorなんですが、音がいきなり小さくなったり元に戻ったりしてヘンでした、私だけでしょうか？？