Product Details
ISBN 10 : 4880021806
Content Description
私たちは失語症者の心やその後の長い人生に、どう向き合ったらよいのだろうか。言葉を失ったとき、人はどのような状態に追い込まれるのであろうか。脳と言葉、脳と心の計り知れない深い問題を知っていただきたいと願い、復刻版として本書を再度世に送ることとした。とりわけ言語聴覚士には、失語症を学ぶ最初の段階で、この問題に向き合っていただきたいと願っている。また失語症者のご家族をはじめ多くの人々に、人にとって言葉が持つ意味合いや、障害を得ても脳が再び回復して行く様を知っていただくことは、意義深いものと確信している。
目次 : 第1部 脳が言葉を失うとき(脳が失うもの/ 失語症を捉えなおす/ 脳は言葉を取り戻せるのか)/ 第2部 脳が言葉を取り戻すとき〜ある失語症者の長い旅路(脳は言葉をどのように取り戻すのか/ 病院から外の世界へ/ 社会復帰に向けて)/ 第3部 失語症者と共に生きる(失語症者と社会の関わり)
【著者紹介】
佐野洋子 : 1944年生まれ。1966年東京大学医学部保健学科卒業。言語聴覚士として、伊豆韮山温泉病院を経て、現在、江戸川病院リハビリテーション科顧問。専門は、失語症を中心とする高次大脳機能障害の臨床と研究
加藤正弘 : 1935年生まれ。1960年慶應義塾大学医学部卒業。1965年アメリカのウェイク・フォレスト大学留学。伊豆韮山温泉病院、慶應義塾大学を経て、1986年に社会福祉法人仁生社理事長、江戸川病院院長に就任。現名誉院長。日本高次脳機能障害学会元理事長。専門は、神経内科とリハビリテーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ひかるころも
読了日:2022/02/05
さのじ
読了日:2020/10/05
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