クラウデッド・ハウスはこの時期、自らの作品以外にも積極的な活動を展開していた。代表的なものは1988年、映画「リッキー&ピート」への未発表曲の提供、また1989年にはオーストラリア原住民のアボリジニの人種差別問題を訴えたチェリティ・アルバム Building Bridges に、ポールとニコラスの二人がアボリジニの血をひいていることから参加、といったものだ。その後ニールがハンター&コレクターズのアルバムにゲスト参加。また兄ティムと1989年暮れにグリーンピース主催のコンサートにスプリット・エンズとして出演するなどの出来事もあった。