ライトブリンガー・ＦＵＫＩがヴォーカル担当するドラマティックスピードメタル。別名ＲＰＧメタル。 ライトブリンガー、ヴェルサイユ、ラプソディー、ガンマレイ、ヘヴンリーなどが好きな人は「真実の石碑」とともに必聴。

ドラゴンガーディアンなんだから、演奏がうまいのは当たり前。このアルバムだけに参加しているVoは、男らしく上手すぎる。さすが小野正利の弟子だなと感涙。

『Dragonvarius』の充実度から、ものすごく期待していましたが…ノドというか、口の中だけというか、とにかく首から上だけで歌っているような上ずり気味のVo.は音程も不安定でがっかり。メロディーラインの魅力、キャッチーさも、『Dragonvarius』の30％減といったところでしょうか。やはり、Fukiさんの方が合っていると思うので、ファンは次作まで辛抱しましょう！ただ、ますますMetalがオタクの音楽になっていくような不安も…。

こ、これは、音楽に乗せてセリフが行き交う・・・音楽付きドラマＣＤ？。 て訳で、これを純粋なメタルアルバムとして評価するのは難しい。 ドラマのＢＧＭにメタル的アプローチの楽曲を使ってみました風にしか聞こえない。 メタル的と言ってもそれは速いスピードと手数の多いドラムだけ。 ギターソロも皆無。 物語を表現するのにセリフを使うのは短絡的、他にも方法はあったはず。 本気で楽曲だけで勝負していたら、化けてたかも知れませんね。