Chronicle Xl

JOY DIVISIONやNEW ORDER、A CERTAIN RATIOなどこれまでの音楽シーンへ多大な影響を与えているアーティストを数多く輩出し、また、“マッドチェスター”というムーヴメントの震源地のひとつとして知られるHACIENDAを運営するなど、もはやロック史を語るうえで外せないレーベル、FACTORY。
そんな同レーベルに所属する猛者たちの中に、繊細なギター・ワークとアンビエントな音像で静かに青白い炎を焚きつける人物がいた、そう、それがヴィニー・ライリーことドゥルッティ・コラム。

そのヴィニーは現在、数度の脳梗塞により療養中。本作は約３年前、彼が最初に倒れてからも周囲に支えられながら完成させたニュー・アルバム『CHRONICLE』のプレ・リリース・ライヴ（2011年4月30日、地元マンチェスターはBRIDGEWATER HALLにて開催。奇しくもこれが現時点での最後のライヴとなっている）のチケット購入者に限定で販売された『CHRONICLE』の再編盤『CHRONICLE ONE』と、病床に伏しながらも彼の音楽人生を注ぎ込むように別のヴァージョンを作り上げた『CHRONICLE TOW』の２作品を封入。

装丁は縦19�p、横14.5�pというワインレッド色の高級感溢れるボックス仕様で、他にはブルース・ミッチェル（Dr.）の序文やヴィニーの個人所有の写真、レアなプレス写真、ギゴグラフィなどが掲載された豪華ブックレット、追加マテリアルがゲットできるアクセス・コード記載のインサート（中はサンドペーパー仕様！）、彼の重要な足跡をたどったマップ（６種類あるそうですがランダムに封入）など購買意欲がそそられる豪華＆秀逸な内容。

（メーカー・インフォメーションより）